前回のあらすじ これ余話だし省略 パーティから2日、いろいろあったがディオールとの和平も終わったし、しばらくはのんびりできる ヒースがいなくなって残念だったが、また来るだろうし・・・だが、別れのセリフであれはない バルスが親切に、ヒースが暗黒帝国を出た時に、別れのセリフを聞いてくれたらしいが 「俺が帰るまでに、赤ん坊作って結婚式挙げないでくれよ?」 聴いた瞬間、ウェンディと一緒に顔が沸騰したように紅潮して、慌てて文句を言ったな まぁバルスにあたっても意味はないが、あれから変わった事はいくつかあった 冷やかされたりしても、前なら怒るだろうが気にせずにいたり、何より・・・ 「ヴェータ♪」 ウェンディと一緒に寝るようになった、ウェンディは暖かくて柔らかくて、初めて寝た時なんて壊れないか心配で 「・・・抱きしめてもいいか?」 「ヴェータそれ3回目だよ・・・心配性ね、そんなに心配なら私から抱きしめる!」 こんな感じで、ウェンディの柔らかな体と触れ合って、暖かくて気持ちよくて・・・ その後、恐る恐る抱きしめてみると、愛おしくなってきて結局強く抱きしめて 仕舞いにお互いが密着したまま、朝まで眠り続けて、起きた時ウェンディが寝ぼけて放してくれなかったな ここまでは良かった、貫通式に参加した時も問題なく終わり、姉様の護衛も抜かりはなかった 途中でハプニングもなく、無事ディオールとの転移ゲートも開通、式が終わったら姉様がディオール見物 テレサ女王とアリシア王女、最後に何度か戦った事のある、モフリと一緒にいたチンチクリン キャストとかそんな名前のをズメウで空から護衛、機士団のサムライと模擬戦。 なんとも充実した1日だった、特に機士団のサムライ、シオンとか言ったか 彼女との戦いは久しく戦ってない僕に、戦いの感を思い出させてくれる なんとも心地いい戦いだった、夜になり汗を洗い流し、さっさと寝ようと・・・ 「ヴェータ、お疲れ様」 「ウェンディか今日も一緒に寝るかい?」 ウェンディがやってきた、早速ウェンディはベッドの中に潜り込んで、昨日と同じように抱きついてくる むにっ 体に柔らかい、ウェンディの体から少し突き出た、マシュマロのようなものが体に突き当たる 昨日と違う感触に、一瞬びっくりしたがその正体は案外、簡単に分かってしまった 「・・・」 「♪〜」 ウェンディは剣士としては珍しく、その・・・胸が大きい、それこそ襲われても不思議じゃないくらい 昨日は意識しなかったのか、ウェンディの全部を感じていて、胸も腰も全部、一緒に感じていた だが今は胸に、ひじょーに感覚が奪われていく、下半身が反応しかける 「ウェンディ・・・そのだ、胸当たってる・・・」 「気にしないよ、それにヴェータも昨日、気にしてなかったじゃない。」 言いにくい、何とか気持ちを静めないとウェンディに・・・ダメだ、そんなの絶対ダメだ! ウェンディを強く抱きしめるのを諦め、弱弱しく抱きしめて、腰がくっつかないよう 何とか自然に腰を逃がし、その日はウェンディが寝るまで、ドキドキして眠れなかった そして今日、現在夜の11時・・・僕とウェンディが寝る時間だ。 「はぁ・・・」 落ち着いて深呼吸すると、僕は逃げる言い訳を考えていた、抱きしめるとき真正面じゃなく 後ろから抱きしめれば、ウェンディの胸がくっつかず、それでいてウェンディを抱きしめれる 「入っていい?」 「あぁ、入っていいよ」 ノックの後にウェンディがドアを開け、ベッドに近づいてくる、寝巻きは色気のないパジャマ これが透ける素材のネグリジェや、バクフ国とかの浴衣、下着だけだったりしたら 一緒に寝るのを拒否してた、本当にウェンディが寝る時はパジャマ派で助かった・・・ 「今日は背中、向いて寝てくれるか?」 「ん?どうかしたの?」 言われたように、僕に背を向けてウェンディが寝ると、その後ろからウェンディを抱きしめる これで胸が僕の体に当たらない・・・が、大きな計算ミスをしていた、ウェンディの胸の大きさは 僕が思ってたより、よっぽど大きい何が言いたいかと言うと、腕に胸の下の方が当たって 昨日よりきわどい、さらに状況が悪化してる、後ろに抱きしめたせいで・・・ 反応すると、ウェンディのお尻に当たってしまう! 「ヴェータって華奢に見えるけど、案外力強いよね」 「あぁ、暗黒英才教育で鍛えられてるしな・・・」 とにかく寝ようと、必死で心を無にしているが、ウェンディの髪のシャンプーの匂いや 甘酸っぱいウェンディの匂いで、少し気がとられてしまう、反応しないように必死になり 何とか眠りにつけたのは、ウェンディが寝て30分した12時だった・・・ ここ・・・どこ?真っ暗・・・ ふにっふにっ・・・むにゅ・・・ 「きゃあ!?」 誰か胸・・・胸揉んでる!このっ肘くらわせて・・・体が動かない!? ふにゅ・・つー・・・ 「ひゃっ!?やめっやめてってば!」 くりくり・・・きゅっ 「やめてったら!このっソードマスター!出てきてよ!うぅ・・・」 ふにふに・・・きゅっきゅっ・・・ 「うぅ・・・やだっ・・・ヴェータぁ・・・助け・・・」 つー・・・ 「やっ!?そっちはダメ!ダメだってば!いやぁっ!」 ぬるっ・・・ 「やー!いやーっ!!」 「胸だけでこんなにか、ウェンディはエッチだな?」 えっ・・・ヴェー・・・タ? 朝の7時、気持ちよく目覚めると、手のひらが暖かくてヌルヌルする、少しぼやけてよく見えないが すぐに気づいて、血の気が引いたり上がったりした、ウェンディの・・・ウェンディの胸、揉んでる・・・ しかも左手は下のほうに伸びて、ウェンディのパジャマのズボンに、手を突っ込んで股に下着越しで触れてる。 とにかく手を引いて、すぐにベッドパットで少しヌルりとした、左手の指をふき取った 「・・・」 ウェンディを見ると、熱っぽい寝息を立ててる、息も荒めで確実に・・・ 申し訳ない気持ちでいっぱいだった、だが素直に言ったら傷つくだろうし、嫌われるかもしれない 卑怯だが、僕は何も無かったように振舞うことにした。 「はぁ・・・あっおはようヴェータ」 無理に何もなかったように装うが、顔が赤くちょっと涙目で、息もまだ荒いままだ こっちを見ると、その顔の赤さは夕日のようになり、ちょっと焦った 慰めの言葉なんてかけれない、少し沈黙の時間が流れるが、それをウェンディが破った 「あっもう7時なんだね、すぐ着替えてくる!」 ウェンディが着替えの服を持って、シャワールームへ逃げるように入っていく、僕も着替えないと 「・・・はぁ」 そこまで僕は飢えてたのか、ウェンディとはまだ恋人同士になって二日だぞ、早すぎる 大体こんなの一人で何とかしろ、ウェンディを巻き込んで、そんな事・・・ とっとと着替えて、朝立ちも何とか収まり、後はウェンディが来るのを待つだけだが なかなか来ない・・・しまった、下着が濡れてるんだ・・・だが助けに行けない 罪悪感に襲われてる間に、ウェンディが戻ってくる、いつものレオタードに似た服に 腹部から股にかけての防具もだ、これで大丈夫か、あぁ少し安心したような・・・ 「少し私の部屋に寄ってくから、先に食堂行ってて」 ウェンディがそそくさと、部屋から出て行ってしまう・・・しょうがない、これも僕のせいだ 心の中で謝り、僕はウェンディに言われたとおりに、食堂へ向かった ウェンディ、本当にすまない・・・後で何かしてあげないと・・・ パーティの次の日からお城の中で、私にも部屋ができた、客室とは違う個人用の部屋で まだ慣れてないけど、ヴェータと一緒に入れるし、レヴィアさんには感謝しなきゃ ドアを閉めて、鍵をかけるとため息が出てくる。 「はぁ・・・あんな夢見るなんて・・・」 正直ショック、そんなに溜まってたのかな私、あんなに濡れて・・・ヴェータ、気づいてたかな? パジャマは無事だけど、パンツはヌルヌルで穿けないや、洗濯しないとだめだなぁ シャワー浴びないと、ベタベタだし・・・幸い、このアーマー着る為に剃ってるし ベタベタが毛について、悲惨な事にならないですんでるし・・・ 「ヴェータ・・・」 もしかしたら、無意識のうちにヴェータを求めてるの? 「んっ・・・」 シャワールームで服を脱いで、ベタベタの下着を洗濯機に投げ捨てる、パジャマもダメになってる 後でパジャマ貰って来ないといけない、さっさとシャワーを浴びようと、ハンドルを回すが ボーっとしてたせいで、いきなり冷たい水を浴びる事になった。 「きゃっ!?もう最悪・・・」 気分が落ちるけど、しょうがないと石鹸を取って股に手をやる、泡立ててさっさと 「んっ・・・」 洗おうとすると、当然・・・あそこに手が触れる、夢の中だとイく前に起きて 結局イけなかった、そのせいだろうか?まだムラムラしてる 「朝から何してるのよ・・・」 頭を振るって自分を静める、朝からオナニーなんて、とっとと体を洗って さっさと食堂で朝食、その後にここの資料から賞金首、探してお父さんの仇・・・ 「っ」 おなかがキュンっと言って、腰から少し力が抜ける、体って本当正直 頭の中で、今するべきじゃないと思っても、体が欲しがってるらしい しょうがない、少しだけ・・・少しだけやって、さっさと行こう 「んっ・・・」 ちょうど体に石鹸つけ終わって、終わったら流せばいいだけだ、泡でヌルヌルした胸に手をつける 力を少し入れると、胸が吸い付いてくるように、指が沈み始める。 泡で少し滑る指で胸をもみ始める、胸が大きくて困る事はいろいろあったけど こういう時は大きいほうが、柔らかいし気持ちいいから、楽しかったりする。 そのまま指を徐々に動かし、胸の先端に這わせて、優しく押し潰そうとしたけど 「あっ・・・」 指が滑った、するりと乳首の根元から先端まで、滑り潰すのは初めてで ゾクリと電気が走ったように震えた、もう一回やってみるとまた、ヌルリと滑りゾクリとなる その後は少しお湯で泡を流して、押し潰したりクリクリと捏ね回しながら 胸全体を弄って、気分盛り上げて・・・本番だ、胸ばかり弄っていて 下の方はヒクヒクしてる、片手で胸を弄りつつ、もう片腕は下のほうへ伸びる 「夢の中でヴェータにされたみたい・・・」 思い出してカッと顔が熱い、あの時はイケなかったけど・・・今度は・・・ 「んふっ・・・」 指で周りを撫でると、フツフツと気持ちいいのがやってくる。 けどまだ満足してない、スジを撫でながら、親指でクリトリスの皮を剥いで・・・ 「んぁっ・・・くぅっ・・・」 グリグリと弄り回すと、声が抑えられなくなって小さく悲鳴が上がる、胸は根元から揉んで 徐々に先っぽへと揉み潰すけど、その内いつの間にか、先っぽばっかり弄ってた。 「んっ・・・くふっあっ・・・あっぁっ!」 外に漏れないか心配で、声を殺してるけど声がどうしても漏れてくる、もうそろそろ限界 ヌルヌルを指に塗りつけて、差し込む準備ができた、まずは人差し指から・・・ 「ふぁうぅっ!」 軽く掻き回してると、ジワジワと熱を帯びて快楽が迫ってくる、もっと欲しい 二本目の指も、案外簡単にニュルリと入っていく、人差し指と中指で 最初は同じ方向に、指を折り曲げたり、出し入れして快楽を取り出す。 その間に胸も弄り、親指と人差し指で乳首をグリグリと捏ね潰し、引っ張りながら揉んで (大声出したら聞こえる・・・) 誰かに聞こえないか不安になりながら、中を広げるように指を動かし、別々に動かして そろそろ限界が来る、快楽が押し寄せてくる中で、止めと言わんばかりに親指でクリを押し潰してやった 「〜〜〜っ!!」 限界に達したし満足したはずよ、まだ呼吸が整わないし体も熱いし、シャワーで体を洗い流しながら 体の熱を取り除くため、お湯から水にシャワーを切り替えた、しばらくすれば熱も冷める・・・はずだった 体がまだ熱い、熱くて熱くて・・・まだ快楽が欲しいの?さっきイッたのに? 「はぁ・・・・はぁっ」 我慢できない、気が済むまでしたい・・・また胸を揉みしだくけど、両方の手で弄ると下に手をやれない 胸が大きいのは、本当こんな時しか役に立たないや、片胸を押し上げると 頭を少し屈める、胸が大きいおかげで自分の口に届くのだ、さっきからピンっと立ったままの ピンク色の突起を口にして、吸い上げて甘く噛んで、舌で弄り転がす もう片方の胸も、さっきみたいに乳首を弄りながら揉みしだく、余った手をまた下に伸ばして 指を今度は一気に二本、グリグリと差し込んでやる、性感帯を弄れるだけ弄って、満足してると頭の理性が呼びかけてくる 私ってこんなにエッチだったのかな? 鏡の中の、快楽で蕩けきった私がこっちを見てる、わぁ・・・凄いエッチ・・・ 頭で分かってるけれど、身体は止めれない、もう少しだけ・・・こうしてたい 「うー・・・おなか減った・・・」 現在8時23分、結局オナニーのしすぎでタイムオーバー。 朝食食べれなかった・・・体が欲求を満たしてる間に、また欲求が増えるとはなんとも皮肉ね 「はぁ、何でこんなに溜まったんだろ」 ベッドの上でゴロリと寝転び、さっきまでの自分を思い浮かべ、恥かしくて顔が熱くなる ヴェータにあんな事される夢で、スイッチ入ったのかな? 「はぁ・・・」 今日・・・ヴェータと一緒に寝れるかな?こんな夢また・・・ 「あぁもう・・・落ち着いてよ私!」 自分の頬を叩いて、喝を入れる大体、あんな夢を見たのが悪い! そうよ、このごろ剣だって振ってないし、今日は久しぶりに剣の稽古と行こう ぐぅ〜・・・ けどその前に、町でなんか食べておこう・・・おなか減ったぁ 「・・・」 待っていたが結局、ウェンディは食堂に来なかった、もしかして僕がしたのを・・・ やはり誤魔化すのは良くない、ちゃんと言って謝るべきだ。 「許してくれるだろうか・・・」 「ヴェータ様危ない!」 タガメの声で我に返ると、迫り来る丸太にやられズメウが槍を手放す、油断していた 今は訓練中、余計なことを考える暇なんてなかったのだ。 ビーッと訓練終了のブザーで、訓練用の罠が消えていく、ズメウから降りるとタガメが怒り気味だった 「今年どころか去年でも最低スコアですよ!?具合悪いならなぜ具合悪いと・・・」 「いや、考え事をしてた・・・スマナイ。」 タガメの細い腕が、肩から離れるとタガメはまだ心配そうに、4本の腕を組んで考え事をしてた 「あー、大体分かりました・・・まぁ、好きな相手を置いて行かないように。とだけ」 「た、タガメ!?」 タガメの意外な一言、顔がズメウの焔より熱く、きっと鏡を見たら真っ赤になってる まだ付き合って3日、目撃証言が多かったにせよ早すぎる。いったい誰が・・・ バルスか、バルスが喋ってそれがドンドンと・・・ 「レヴィア様が言ってましたよ、嬉しそうにヴェータに恋人が・・・」 「ちょっ姉様!?」 「はぁ・・・」 もうお昼、さっきから剣を振るってるけど、ぜんぜんダメ。 いつもならスパスパ切れる、落ちる木の葉を切る練習も、気合が入らない 動くだけ動いたから、少しは気が晴れた、気がするけどどうなんだろう 「私もこういう年頃なのかなぁ」 お父さんの敵討ちで、一時期、女の子だって事忘れるくらいに戦って この頃になって、女の子らしい事して、好きな人もできて・・・その反動なのかな 欲しくなったのも、あんな夢みたのも、こんな時どうすればいいんだろう。 「あーもうヤダ、考えないようにしよう。」 けど考えてもしょうがない、その内忘れちゃうだろし、お昼ご飯食べて さっさと帰ろう、汗でベトベトだし、シャワー浴びて午後は資料借りて 私の探してるあの黒い機体を探すんだ。 「さーて、さっさとご飯食べて帰ろ!」 お弁当に買ったタマゴサンドを口に入れ、少しぬるくなって水で押し込んだ 走るとお腹に悪いし、少しゆっくりと、さっさとお城に戻る事にした。 後片付けも終えて、のんびりとお城へ戻っていく、もう顔も覚えられてか 門の前も顔パスで通れる、さっさと自分の部屋に行こうと・・・ 「あっ・・・ウェンディ・・・」 「ヴェ、ヴェータ・・・」 ヴェータも私も赤くなって、そして下を向いて顔を伏せた、ヴェータやっぱり気づいてたんだ 変な風に思われてるよね・・・どうしよう、なんて言えばいいのかな 「あのねヴェー「ウェンディ、ちょっと来てくれ・・・言わなきゃいけない。」え?」 言葉がヴェータの言葉にさえぎられ、半ば強制的にヴェータに手を引っ張られ ヴェータの部屋に来てしまった、どうしようヴェータに何か言われるかな? 「・・・・」 「あの・・・ヴェータ、何?」 沈黙にあたりが支配されて、1分が3分くらいに感じれるほど、時間の感覚が狂ってくる 何言われるかドキドキしてる、怒られるかな?それとも慰めてくれる? 「ウェンディ、実は・・・」 不安と緊張で胸がドキドキしてる、唾を飲んでヴェータを見つめると、ヴェータの口から漏れた言葉は 私が予想したのと違い、はわはわと混乱してしまった 「寝てる間にウェンディの胸と・・・下のほう触ってたんだ、本当にゴメン!」 「へっ!?ヴェータ!?えっえぇ!?本当なの!?」 申し訳なさそうにヴェータが俯いて、事情を話すとどうやら寝てる間に、腕が動いたらしい それで・・・それで、あんな夢を見たんだ、ヴェータがそんな事したから・・・ 「許してくれるか・・?」 「うん、けどヴェータ・・・その・・・ヴェータのせいで私・・・」 恥かしい・・・けど、文句の一つも言わないと、今日の朝ヴェータのせいで 大変だった事、途切れ途切れに、ヴェータに訴えるとヴェータの顔真っ赤になってた 「すまん、今はその、大丈夫か?」 「・・・まだ少し大丈夫じゃない。」 プクっと膨れてヴェータを見ると、ヴェータは申し訳なさそうにしてる、けどヴェータも 私と同じでこういう年頃なのかな?だから寝ててあんな風に? 恋人同士なんだし・・・どっちも欲しいなら、いいよね・・・ 「あのねヴェータ、その・・・ちょっとだけならいいよ」 考えて結論が出るより先に、ヴェータにしようと言ってしまっていた 「ウェンディ!?」 突然の一言に、ヴェータが慌てふためいて、顔を赤くしたり沸騰して湯気が出たり いつもならおかしい、と笑ってるけどそんな余裕もない、自分が言った事で私も真っ赤なんだもん 「その・・・恋人同士だし、ヴェータがしたいなら私がんばる。」 全部言っちゃった、頭の中まで熱くてフラフラしてくる 明日の夜にと続けようと、する前に。私の身体がベッドに倒れてた 「えっ?あっヴェータ!?」 「暗黒英才教育じゃ、性交は色責めと策略で教えられたし、初めてだから優しくできるか分からない。」 一瞬の事で混乱してたけど、今の状況がやっと分かった。 ヴェータに押し倒されてる、今ここでする・・・ダメ!私まだ準備できてない! 「わっ待ってヴェータ!待ってよ!」 「していいと言ったのはウェンディだ、今更ダメと言っても遅いぞ?」 「違うの!心の準備とかもあるし・・・明日の夜・・・」 少し泣きそうな私に、しばらくヴェータは覆い被さったままになって、少ししてようやく放してくれた ドキドキが止まんなくなってる、また少ししてヴェータが落ち着いた口調で、話し始めた 「興奮しすぎた・・・ごめん。」 「ううん、私だって急すぎたし、また今度ね・・・」 流石にいきなりすぎたよね、もう少ししてからじゃないと、ヴェータイヤかな 私がベッドから起きて、部屋を出ようとすると、ヴェータが引き止めた 「その・・・明日の何時がいい?」 「えっ・・・明日でもいいの?」 自分で言った事だが、ヴェータもその気でいてくれて驚いた、けどいいのかな・・・ もしかしてヴェータ、私が明日したいから、明日でいいって思ってるのかな 「あの、本当にいいの?ヴェータがイヤだったら何時でも・・・」 「さっき僕の理性を壊しておいて、何を言うんだ僕は・・・その、抑えるのに大変だったんだぞ・・・」 私の事、本当に欲しくて抑えてたんだ・・・何だか安心してしまう こんな事で安心するなんて、ちょっとダメな気もするけど、 「明日の・・・寝る前、10時にしよう」 「分かった、その時までにする方法勉強しておく・・・今日は別々に寝よう」 今のままじゃ襲いかねない、そう言いたそうなヴェータに、頷いて合図すると、私は今度こそ部屋を出る 何だか恥かしいし、不純な気もするけど・・・けど、ヴェータが寝てる間にあんな事するからだもん。 自分に言い訳するように、私は部屋に戻ってさっさとシャワーを浴びる事にした。 続くー