■おれおねSS■ 〜登場人物〜 福々亭 笑遊(ふくふくてい しょうゆ) 成績優秀で、美人・人柄もよく・いつもトップにいる3年生 実は仮面優等生で見栄を張ることが大好きな少女 親が落語家で、落語の仕事もこっそり行っている また、部活動も、落語研と漫画研の創設者で部長だったりもする あと道具を作って販売してたり、謎な行動が多く時々、騒動を巻き起こす この前、部室の掃除をしてたら、私物の昭和60年代の雑誌が出ていたりもする 九年庵(くねん・いおり) プロの落語家をしており、同人作家をしてたりもする ファッションセンスがよく、流行の走りに ヲタクなのを隠さず、誰とでも仲良くなれる特技を持つ 虚弱体質だが肉体言語だけは、母親の影響で大得意 高1で、コノ前、漫画部2階の窓から飛び降りた また腐女子は苦手 水無瀬・真莉亞 聖白百合女学園高等部3年に通う少女。17歳 腰まで伸ばした青髪ロングヘアーで、前髪に十字架状のヘアピンを付けている 優しそうな表情と巨乳が特徴で、首に十字架型のペンダントを掛け、制服の下に黒ストッキングを穿いている 心優しい性格で大の世話好き。特に年下には、まるで母親のように優しく接している その姿に母性を感じる下級生は多く、学園の間では憧れの存在となっている 一方でおちゃめな一面もあり、たまに冗談を言って周囲を和ませようとする事がある そんな彼女だが、幼少時、教会に捨てられた所をシスターに拾われたという過去を持つ 今の性格も育ての親の影響が強く、「愛を以って人に接すれば幸せになれる」という教えを信条としている そのせいか、内心「自分も誰かに愛されたい」という願望を持つが、立場上なかなか言い出せずにいる ■おもいでやをさがして■ 「・・・お姉様〜!!・・・おもいでやをさがしにいきませんか〜?」 と九年庵(くねん・いおり)という少女が突然話かけてきた。 「・・・おちついて、お話になって」 私、福々亭 笑遊ふくふくてい しょうゆ)は、面倒くさかったがいつもの癖で聞いてしまう 「・・どうも・・・・すいません」 彼女の動きを見ていると落語の師匠の一人を思い出す。 「・・・気にしてないから、お話を続けて」 そういうと、いつもの愛想笑いを私は繰り出したのであった。 「お姉様は、知ってるかも知れませんが、おもいでやという落語を聴いていて、探して見たいとおもったので、」 私は、心の中であきれながらも、思い出そうとしながら、 「かわいらしい、考え方をするのね」 彼女は、顔をまっかにしながら、話を続けた。 「あるないの、話ではなく探すことがおもしろいとおもうのです」 こどもっぽいかとおもっていたら、意外と、付き合うのは面白そうね 「とても・・・素敵ね。 ・・・今日はお稽古もないし、いっしょにいきましょう」 彼女はとても、喜んだように、こういった。 「お姉様といっしょに、行けるなんて、それこそ素敵です」 これから放課後の、私たちの小さな小さな旅行が始まった。 〜その後のお話〜 「思い出とは美化されるものでしょう?」 水無瀬・真莉亞(みずなし・まりあ)が話かける 「それは、そうだけど?・・・何があったか、覚えてないのよ」 私はそういうと、九年庵といっしょに行ったあの日のことを話した。 「落語にあったとおりの、もの静かな場所をいっしょに探してて、おもいでやの看板を見つけたの」 そういっても、水無瀬・真莉亞はものしづかに、見つめていた。 「それから後の、記憶がまったくないし、あのあと、庵ちゃんにもまったく会わないし、最近みかけないっていうし」 私はどうしても、どうしても思い出せないでいた。 「それは、そのおもいでやになにかあるんじゃないかしら?」 水無瀬・真莉亞はそういいつつも、別の台詞も言いはじめた。 「・・・そ・れ・と・も?・・・あなたの猫かぶりがばれたんじゃない?・・・うっふふふふ」 そういうと、水無瀬・真莉亞はおなかを抱えながら笑っていた。 「・・・そっそう?・・・家にいるときはいつも、コノ格好だけど?」 普段、私は家でジャージ姿に、ちょっと大き目の伊達めがねをかけているのであった。 〜Fin〜