■YAOYOROZスク■ 対立陣営のメンバーについてインタビューしてみた〜聖護院→帝神編〜 ・彩陶羅ゴウについて 鎌倉大王「兄の七光りでなく総長を努めるだけの器は有ると褒めておこう! だが青い!      しかしそれが良い! 未熟は即ち可能性の証し!」 夢村浄「勝手な推測だけど、僕とは正反対そうな人、かな? 情熱的で意志が強くて思い込んだら一直線。     でも一旦つまづくと折れちゃいそうな、そんな感じがする」 常陸野千歳「帝神の総長さんでしょ? この人ぐらいになると聖護院でも有名だよね。       まあ敵のトップの一人な訳だからよく言われる事はまず無いけど。       思うとこある人はちらほらいるみたいだけどさ。迂闊に褒めると、空気読めー、になっちゃいそ」 ・彩陶神威について 赤土貴璃香「正直、奴の所業についてはどう思ったら良いのか分からんというのが正直なところだ。       奴のせいで何もかもが滅茶苦茶にされたのは事実だが、奴のお陰で破局を回避したのもまた事実。       奴自身について……そうだな、強く、誇り高く、愚かで、そう、誰よりも哀れな男だった、と思う」 高柴儀一「色々言われてんだろうけど、俺にとっちゃ一つだな。仲間を殺しまくったクソ野郎だ。      あ? 俺だって身内が死にゃそれなりに辛えよ。悪いか?      何があろうが、あんだけ殺しまくった時点で同情の余地のねえ屑だ。同じ屑として断言しとくがよ」 綾川景「すみません、私は普通に広まってる情報ぐらいしか知らないんです。     つまり、『國譲りの戦』を引き起こした、武闘派で急進派の人だという事ぐらいしか。     それだけじゃない事情があったんだとは思いますけど、それは、そうでない人なんていないですよね」 ・法月星志郎について 白金綺羅姫「野郎でしょ? 興味無いわね。彩陶総長とか神室参謀ならいくらでも語れるんだけど。(妄想で)       まあ『常夜返しの儀』の時の絵図を描いたのはこいつだって言うし、頭は良さそうじゃない?       でもいざという時は腰引けてビビってそうよね」 夕瀬海「あたしと同じ決め台詞持ってそうだよねー。『こんな事もあろうかと!』みたいな感じでさ。     後は神経質そうとか? いやごめん、だって帝神の総起放映でしか観た事ないから知らないもん」 東雲天司郎「よく知らない。帝神の総長参謀って話だから、偉いんだろうけどさ。       って言うか、そういう隠れ熱血そうで堅物そうなタイプって俺とめっちゃ相性悪そ」 ・門天山もん吉について 顔瀬良亮「いや、俺に聞かれても。作戦一緒した事どころか喋った事すら殆どないし、よく知らないとしか。      ま、あんな仕打ちされたんだから聖護院に愛想尽かすのは分かるけど、何で帝神に行ったんだろな。      今でも奴の隠れシンパは多いんだよ。それさえ敵に回すほど深かったのかね、聖護院への恨み」 藤町友来「うーん、なんぞあちこちで名を馳せておった方だとはよう聞きますけど。      うち、その方の事よう知らんのです。でも、うちの友達は助けてもろた事あるて言うてはりました。      そんな訳で、その方について無責任な中傷はしたくないので、パスさせてもろてよろしおますか?」 葦原サラ「……ノーコメント。あいつについては何も言いたくない。でも戦場で遭ったら躊躇はしない。      だから、心配しなくて良いよ」 ・諏訪部玄一について 秋山銀奈「沢山の仲間を死なせた裏切り者。そして今は敵。だから報いを受けさせる。      他に言うべき事は無いわ。あるはずがないのよ」 石津邦彦「そらまあ、知ってますよ。『聖前夜の千人殺し』を起こした張本人ですからね。      聖護院生徒会としては、示しとしても絶対に許しちゃいけない相手っすよね。      ただまあ、不謹慎を承知で言えば、その情熱と行動力はちょっと羨ましいかもっす」 高浜湊「正直よう知らん。せやかて、会うた事も見た事もあらへんもん。     仁義欠いた裏切りしたって悪鬼羅刹みたに言われとるから、あんま良い印象は無いけどな。     せやけどそれも聖護院マスコミの言う事やから、どんな偏重誇張あるかも分からへんしなあ」 ・天津高千穂について 嶺上定久「ヤオヨロズに憎悪を燃やす典型的なタイプだな。      このご時世、そんな輩は珍しくもないが、その度合いは並外れているかもしれない。      なまじ理性が強そうだから、余計にそう見えるのかもしれんが」 藤条一花「数少ない邂逅から言わせてもらうなら、何と言うか……危うい子ですね。      吹雪のさ中に咲いてしまった野花の様な、器の淵から溢れ出そうな水の様な」 新海真央「知らない……会った事も無いもの……乱暴な人は嫌い……怒ってる人も嫌い……」 ・狛江奈々子について 九条真紀「戦場で何度か遭った事はあります。何と言うか……すごく真っ直ぐな子でした。      私なんかよりもずっと真っ直ぐで、張り詰め過ぎていて、いつか折れてしまうんじゃないかって。      敵ではありますけど、どうかそのままであって欲しいと祈りたくなるような子です」 篁善治「ああ、そいつなら有名人だから俺も知ってる。名前だけだけどな。     有名つってもうちの会長や帝神の総長とかと違って、一般的には無名、現場での有名人って奴だ。     偽善者っつーか、長生き出来ねえタイプらしい。個人的には嫌いじゃねえけどな、そういう奴」 銅月宮乃「聖護院のマスコミ的には帝神の象徴って言うかさぁ、そんな感じに言われる事が多いかもねぇ。      勿論悪い意味でね。近視眼的って言うか? 帝神の方針至上主義な狂信者みたいな言われ方で。      本当にそうか知んないけどぉ、火の無い所に何とやらって言うし、そういう傾向はあるんじゃない?」 ・神室ケイトについて 上綱剛「頭の切れる女だと聞いている。最も帝神総長に忠実な部下だとも。     それでこそ相手にとって不足なし!と言いたいとこだが、理屈っぽい女は苦手なんだよなあ。     嫌いではないんだが」 千原涼子「スカした女だって聞いてる。自分とこの総長こそ正義って本気で信じてる信者の権化だって。      噂だから本当のとこはどうか分かんないけど、もし本当なら一番ムカつくタイプだね」 堀内さん「あまり知らない人です。情報が無いという以前に……その、ごめんなさい。あまり興味が無くて。      これからはそういう訳にはいかないですけど。敵の中心人物の一人ですから」 ・清和勇丸について 月代瑠奈「何と言うか……苦手な人です。      性格もですけど、ヤオヨロズを戦いに持ち出す事をむしろ喜ぶようなところが。      怖い人や悪い人ではないんですけど、だから逆に何とも言えないもやもやがあるんです」 水原零二「バカだな、褒め言葉でなく。だが強え。でなきゃ、あのバカさで生き延びられる訳もねえが。      まあ遠からずおっ死ぬとは思うね。戦場でのバカさは多少の強さで帳消しに出来るもんじゃねえよ」 五十狭芹桃実華「先輩から聞いた話でしか知らないけど、なんか面白そうな人ではあるよね。         先輩たち曰く一度は見とくべき天然記念物、らしいし、興味はあるなあ。         二度は要らない、とも言ってたけど」 ・草薙毅について 浅田壱朗「強そうって言うか強いんだけど、どうにも地味! 地味! 地味!      戦りあってもオイシくなさそうなんだよなぁ。      どうせなら帝神の総長とか門天山とかと絡んだ方が主人公っぽいじゃん?」 麻生拓海「戦場で生まれ育った少年兵とか大好物です!      無垢な殺人機械が男と男の友情で覚えた人間の感情を持て余す過程!ハァハァ。      でも帝神にいるオタネットワーク同志の情報によると、彼女いるらしいのよね〜。ざんね〜ん」 麻那木踊華「ガチでバトったことしかないけど、暗そうで堅物そうで、なんかフィーリング合わなさそうな感じ。       他人事ながら、何が楽しくて生きてるのかな〜って思っちゃうわ。       あ、でも最近はそうでもないかも。生きたい理由がなんか固まってきてるっぽいわね」