■YAOYOROZスク■ 対立陣営のメンバーについてインタビューしてみた〜→帝神→聖護院編〜 ・鎌倉大王について 彩陶羅ゴウ「立場上、どうあろうと相容れぬ宿敵だ。だが、ある意味では唯一共感できる相手でもある。       向こうがどう思っているかは知らないし、興味も無いけどな」 稲崎翔太「うちの総長と並んで称される奴だけど、正直そんな凄い奴なのかねえ?      なんか奇行が目立つとか職務放り投げてぶらついてるとか、頭にふさわしくない話結構聞くしさ。      いや、言うほどナメてる訳じゃねえけど、張り子のトラでしたって言われても驚きゃしねえな」 京極ひでき「オーラが出てるね。大物だと感じさせるだけのものは持ってると思うよ。       まあ僕ほどじゃないけど?」 ・外崎梅雨海について 法月星志郎「間違いなく、この日本に於ける焦点の一つですね。       彼ら親子の存在が無ければ、両陣営の勢力図も戦略も何もかもが今とは違っていたでしょう。       それほどの存在、正直に白状すれば畏怖を覚えます」 神室ケイト「彼女と彼女の父親は、こちらでも有名ですよ。言うまでもなく、最大級の脅威としてね。       或いは血に飢えた狂戦士。或いは慈愛の聖女。だもので、噂が噂を呼んで人物像は一定しませんが。       私としても、西の最重要人物がどのような人格か興味が無いと言えば嘘になりますね」 朱鴻麗香「どうって言われてもねぇ。まあ黙ってても噂を耳にするぐらいの有名人なのは知ってるよ。      琵琶湖干上がらせたとかとか、東西の境界が日本アルプスまで後退しちまったのはアレのせいだとか。      教室で学生と一緒に授業中に焼き肉やってるとか。どこまで本当かは知らないけどね」 ・九条真紀について 三是界絶滅「んっとねー。すっごく有名な人。外崎って人や鎌倉って人より有名かもね。       あんまTVとかには出てないけど。この人使ったメディア戦略が難しいからって法月さん言ってた。       でも実は、滅ちゃんまだナマで見た事ないんだー。あの人が死ぬ前にいっぺん見ときたいな」 折原誠一「険しい顔がデフォなのがマイナスだけど、かなり可愛いと思うぜ。      あ? 真面目に答えろ? 大真面目だっつーの。      ま、シンプルだけど強い、って感じかね。正攻法のヤオヨロズだから却って攻略が難しそうだ」 湯原嶄「ムカつく。とにかくムカつく。     別に女なのに俺より男らしいからとか、そんなんじゃねえけど!     あの強さは反則だろ、実際」 ・赤土貴璃香について 清和勇丸「二、三度手合わせしたぐらいかな。なんつーか、色んな意味で俺と正反対のタイプだ。      義務と使命が一番みてえな、何楽しくて生きてんのかよくわかんねえタイプ。      護りたいもんがあるってのぁ、まあ分からんでもねえけど」 乾岳人「こういう事を言うと、身の程知らずと言われそうだが、僕に似たものを感じるよ。     頭の回転が速く冷静で冷酷に徹する。おっと、自画自賛とは言わないでくれ。     違いは、僕はそれを趣味の為に使い、彼女は思想の為に使う。同じ事かもしれないけどね」 瑠師鶯華皇「あんまり面白みのあるタイプでもないから興味無いね。だからよく知らない。       それより、なんであたしに大王の事聞かないんだよ」 ・顔瀬良亮について 羽場樹十兵衛「高位の操者は宣伝塔として名前を売る者と伏せ札として秘匿される者がいるけど、彼は後者だね。        だから詳細はほぼ掴めていないけど、『東征神風』や『八十八喰らい』は彼の仕業と言われてる。        まあ本人がどんな人物でも、そのヤオヨロズだけで間違いなく脅威だと断言できると思う」 日比谷快晴「殆ど知られてないけど、西でも有数の風使いだって何かで聞いた。まあ俺もよく知らないんだけど。       一度会ってみたい気もするな。太陽と風を友達にする奴に悪い奴はいないってね」 本多響「名前は知らない。けど、『東征神風』は単独の風使いが起こしてるって情報は聞いたことある。     それがそいつだとしたら、許せないな。あの災害で、非戦闘者や民間人まで何人死んでると思う?     安全圏から手を汚さずに無辜の人まで巻き込んで殺すなんて、平気で出来る奴の想像がつかない」 ・水原零二について 草薙毅「知らないな。遭っているのかもしれないけど、そんな名前は聞いた事も無い。     だが今まで生き延びてはいる訳だ? 経験上そういう奴は、得てして三通りに分類できる。     徹底した臆病者か、図抜けた戦闘技能者か、その両方かだ。どれであれ厄介だな」 角館竜兵「遭った事はある。草薙とは違った意味で徹底した兵士だな。      『三九曜の追撃戦』の時に辛酸を舐めさせられたよ。      容赦ないのに引き際は心得ている。ヤオヨロズ使いとしては中の上だけど、もう遭いたくない相手だ」 春日日乃「んー? 知らない。危ない人なの? でも敵は危ない人ばっかりでしょ? だから敵なんだし。      ねっ、それよりパフェ食べに行かない?」 ・銅月宮乃について 八十島国綱「弱い者、勝てる時だけ戦い、負けがちらつけばすぐに逃げる。       戦場ではそれが正しいのかもしれんが、俺とは相容れんタイプだな」 禍鳥靱「高柴ってのと並ぶ狂犬だな。尤も、こっちは女狐って感じらしいが。     まあ何だって関係ねえ。目の前に現れたら狩ってやるだけだ」 雪野清奈「あんま参考にしたくないタイプだよねぇ。まあ腹黒ってはっきりしてる分誠実なのかな?      戦場で遭ったら厄介そうな感じ。ま、あたしとハクトでぶっちぎってやるけどさ」 ・月代瑠奈について 獅真凄豪「可憐だ……ごほん、いや何でもない」 天若彦「強さの割に知られてない人の一人ですよね。     三貴神の一柱の名で呼ばれてるんだから、相当なもののはずですけど。     消極的な面があるようなので、そのせいかもしれないですね」 五辻司「僕とは相性が良いのか悪いのか……微妙な線だね。勿論ヤオヨロズの話だよ、他に何がある?     そういう意味では相対したくない相手かな。前者なら簡単に撃破できるけど後者なら詰んでしまう」 ・高柴儀一について 志垣拓真「実は嫌いじゃないぜ、ああいう奴。      血の気がないよりは有り余ってる奴の方が話はしやすいってもんだ。      まあ、実際には殺し合った事しかねーけど」  朱鷺定回天「西側の中でも一番有名な一人だな。有名な『狂犬』だよ。       突っ込んでぶん殴って噛みついてぶった切って。知性の欠片もありゃしねえ。       天津あたりと相討ってくれれば、鬱陶しいのがまとめて消えて万々歳なんだけどな」 十津川倫太郎「帝神の広報が言うには、聖護院の歪みを端的に表した存在だそうだ。        こんな破綻者を野放図にする聖護院の理想主義なやり方では、悲劇を量産するだけだって訳だね」 ・堀内さんについて 蘭燦春「聖護院が開発したサイボーグ戦士ネ。まあ倫理的にどうなのヨって思うとこはいっぱいあるケド。     マスコミのバッシングがこうも酷いと却って冷静になってしまうものネ」 狛江奈々子「機械化についてはともかく、戦闘用にしてって言うのは違和感を感じます。       そうまでして戦場に駆り出したいのかな……って。       でも、彼女自身が決めた事かもしれないし、なら私がどうこう言う資格はないんですけれど、でも」 諏訪部玄一「彼女のことは、堀内博士の娘という一点でかろうじて記憶の隅に引っ掛かっていた程度です。       まあ、当時の彼女はどうでも良いその他大勢の一人でしたから、それも当然ですが。       それがこうなるとは……まあ事実は小説より奇なりとはよく言ったものですね、ククク……」 ・葦原サラについて 門天山もん吉「俺にはもったいない程ええ女やった。あとは、あんま言いたない。        それ以上聞こう言うんなら、ちぃと根性試させてもらう事になるで?」 由良流廉「格好良いよねー、本人もヤオヨロズも。      門天山先輩の元カノらしいけど、今フリーなら彼女になってもらっちゃおうかなー。      ……って言ったら先輩にしこたま殴られた。冗談だったのに」 天津高千穂「門天山先輩の恋人……ってやっぱりそれが真っ先に出て来ちゃいますね。       ……殺してしまったら、先輩はどんな顔をするんでしょうか?       泣くのか怒るのか、平然としたふりをするのか。その場合は先輩と戦う事になるんですかね?」