■オープニング■ マルスタウン内のチャイナタウンでストリートファイトが繰り広げられている 珠美「ハイヤァーッ!!」 珠美にアゴを蹴り上げられて倒れる大男 審判のエスペラント・中村が相手の気絶を確認し、珠美の勝利を宣言する 中村「それまで!勝者、李珠美選手!」 珠美「見かけ倒しの情けない男ね!もっとマシな相手はいないのかしら?」 高飛車な捨て台詞を吐いて去っていく珠美と 対戦相手の大男が担架で運ばれていくのを見ながら チャイナタウンの人々が興奮冷めやらぬ様子で会話している おじさん「アイヤ、すごかったアルね!」 おばさん「きっと名のある拳法家アルよ」 そこに割って入る王電電氏 電電「ぬぅっ・・・あれは中国拳法の蹴りではない。テコンドーのそれであろう!」 おじさん「知っているアルか電電?」 おばさん「でも強いのには変わりないアル」 珠美「ふふふ、このカッコだとギャラリーのウケも段違いね。この調子で優勝はいただくわ!」 わかる人にはバレているのにも気づかず自信を深める珠美 なんちゃって中華娘の挑戦がはじまった! ■汎用台詞■ 「私の蹴りに見とれてた?功夫が足りないんじゃなぁい?」 「このまま予選を突っ切るわ!止められるもんなら止めてごらんなさい!」 「ワタシ、チュゴクジンのリー・ジュメイいうアルネ!(このままからかってやるわ)」 「賞金は私がいただくわ!ザコは家に帰っておネンネしてなさい!」 「強さ!そして美貌!ストリートマルスのヒロインは私こそがふさわしい!!」 「あなたにテコンドーを教えてやろうかしら」 ■BAD■ 「お互いにムダな時間を過ごしたようね」 「もう二度とその顔を見たくないわ!」 「弱いってそれ自体が罪悪よね、誰とは言わないけど」 「シッパル!!(クソッタレ!!)」 「よくそれで格闘家だなんて名乗れたものね。格闘ゴッコはよそでやりなさい!」 ■GOOD■ 「ちょっとは歯ごたえのある相手だったわね」 「なかなか楽しかったわよ。この私に褒めてもらうのを光栄に思いなさい!」 「今回は素直に相手の健闘を称えようかしらね」 「うーん・・・相手を褒めるって案外難しいのね。なっ、なに笑ってんのよ!?」 ■専用台詞■ 対紅花 「どう?私の蹴りはまがい物じゃなかったでしょう!」 対黄 「フフッ、年寄りの冷や水とはよく言ったものね!」 対グイ 「おじいちゃん、私の蹴りは殺人モノだったでしょ?」 対影狼 「あなた男前だけど、なんか慇懃無礼な態度がヤな感じね!」 対コピーキャット(同キャラ) 「パクリだなんて恥を知りなさい!!」 対根賀 鼎武 「と、とりあえずその卑屈な表情から改善するべきね・・・」 対ミラクルマイク 「うーっ気持ち悪い!!早くシャワーを浴びて服も洗濯しないと!」 対ジェニス 「あんたの師匠なんて知ったこっちゃないわよ!」 対アレックス・アルバーン 「アイヤ、だいじょぶアルカー?(この手の男には点数を稼ぐべし!)」 対ヒューリー 「フ、フン!カッコよくて心も強くて優しい彼氏だなんて・・・うらやましいな・・・・・」 対ジャック・ヒーン 「情けない男・・・ま、楽に勝ち星を稼げるからいいんだけどね」 対リーフ・サウザンド 「典型的なやられ役ね!私に無様に蹴散らされるのがお似合いだわ!」 対カーティス・バントック 「ああ胸糞悪い!いくら蹴っても気がすまないわ!!」 対シャーロット・マイヤー 「ねぇ市長のお嬢さん、その顔と胸は本当に自前なのかしら?」 対グリフ・マイヤーorジョナサン・ラッシュモア 「やばっ・・・試合だから無礼講ってことで・・・さいならー!!」 対ゼウス 「悪党退治なんて趣味じゃないわ・・・ムカつくから蹴り倒した。それだけよ!」 対霧雨・渚 「これでテコンドーは空手の亜流なんかじゃないっておわかりになった?暑苦しいお姉様」 対ビアーチェ・ツバウ 「お姫様♪戦いが終わった後の友情の証としてご飯でもいかが?もち、あなた様のオ・ゴ・リで」 対ムハンナド・ザファル・シャーヒーン 「王子様ぁ・・・お妃候補は当然強くて美しい女ですよね!?」 対マニーシャ・アロチャナ 「我が家特製の激辛チゲは、カレーなんかよりずーっと辛いわよ!」 対時任 手児奈 「そんなに女の子になりたいんなら・・・キ××マ蹴り潰すわよ!!このオカマ小僧!」 対ファウナ・バクスター 「あなたのケンカキックがナイフだとすれば、私の蹴りは歴史を誇る韓国刀ってとこかしら」 対鬼束グレン 「ほらほら、私の靴を舐めて敗北の味を知るのね!」 対出戸美威夢 「あーら、自慢のおデコにネリチャギが入っちゃったわ。ごめんあそばせ」 対アクセル・ビアード 「べ、別にパクったわけじゃないわ!訴えられる筋合いなんてないんだから!」 対七瀬 零 「この手のアイドルは性格悪いってウワサは本当みたいね」 対キム・サンファ 「テコンドー一筋だから戦い方の幅も狭まるのよ!」 ■エンディング■ 珠美「フッ、すべての格闘家は私の足元にひざまづくのよ!」 ストリートマルスで優勝した珠美は最強の栄誉と賞金を手に入れた 珠美「オシャレにグルメにいい男三昧!夢が膨らむわー!」 数日後、なぜかマルスタウン市役所に怒鳴りこんでいる珠美 珠美「なんで私の口座に賞金が一ドルも入ってないのよ!?」 市長「そんなはずはない。賞金は君の『お父さん』の口座に振り込んだはずだ!」 目が点になる珠美 珠美「え・・・父さん?」 市長「君は未成年だし、高額の賞金は普通お父さんが受け取るものではないのかね?」 珠美「あのクソオヤジィー!!絶っっっ対に賞金取り戻して蹴りまくってやるんだからー!!」 はたして珠美は無事賞金を取り戻せるのだろうか? to be continued?