■オープニング■ (日本のとある街にある年季の入った木造の建物。 「霧雨流空手道場」と書かれた看板が掲げられている。) 渚「…じゃあお父さんにお母さん、行ってきます!」 (ジーンズを中心としたボーイッシュな服装の渚が玄関先で両親に旅立ちを告げる) 父「…渚よ、父さんはもう何も言わん。世界の猛者どもに当たって砕けてこい!」 母「あなた〜…旅立つ直前の娘に当たって砕けろとか、縁起でもない事言わないでくださいよ!」 父「むっ…そ、そうか?」 渚「あはは…じゃあそろそろ行くね!」 父「…まったく、誰に似たんだろうな」 (渚を見送った後、うれしいような寂しいような複雑な表情を浮かべる父) 母「あら、若い頃のあなたそっくりじゃないの? 本当は空港まで見送りたいくせに、意地張っちゃって!」 (場所は変わって地元の商店街。人々が次々と渚に声をかける) 八百屋「渚ちゃん!ストリートなんとか頑張るんだぜぇ!!」 渚「ありがとう八百屋のおじさん!」 幼女「おにいちゃん、がんばってね!」 (ガクッと軽くズッコケた後、苦笑いを浮かべる) 渚「あ、ありがと…お姉ちゃんって言ってもらえた方がうれしいんだけどな〜……」 (颯爽と歩を進める渚の頭上には青空が広がっている) 渚「この青空の向こうには、どんな強い人達が待ってるんだろう? ボクの拳がどこまで通じるかワクワクしてきた…よぉし、頑張るぞ!」 (空を見上げ、拳を突き上げる渚) ■汎用台詞■ 「稽古の量なら負けません!」 「流した汗は嘘をつきません!」 「うちの道場は経営厳しいけど、貧乏とかそんなんじゃないです!」 ■BAD■ 「稽古をサボってるでしょ?目を見ればわかりますよ」 「山ごもりでもして出直してきたら?」 「うちの道場に入門して鍛え直しますか?」 vs男性キャラ 「さっきから胸ばっかり見て!やる気あるんですか!?」 ■GOOD■ 「とてもいい試合でした!もう一本お願いできませんか?」 「押忍!あなたとの一戦、今後の糧とします!」 「あなたのようなすごい人と戦えてうれしいです!世界ってなんて広いんだろう……!」 ■特定キャラ専用■ vsシャーロット・マイヤー 「強い!デカい!世界は広いや……」 vs根賀 鼎武 「あはは…同じ空手でも方向性が違いすぎですよね……」 vs古矛 良奈 「リョナちゃん、今度うちの道場に出稽古に来なよ!」 vsカーティス・バントックなど悪人系 「人を傷つけるだけの暴力なんかに…ボクは絶対負けない!!」 vsヒューリー 「いろんな格闘技から学ぶのも大切ですよね!そろそろボクは退散します。お幸せに!」 vsミラクルマイク 「平常心を保ったまま……突くっ!!」 vsコピーキャット(同キャラ) 「そんなに胸を強調してるかなぁ?」 vsイメルダ・エヴァンス 「人の痛みを理解できない人に、拳を振るう資格はないよ」 vsヴァニラ・スカイウォーカー 「ダメです!まだ未成年ですから……」 vs漣岬 蓮 「『戟掌』か…お父さんから聞いた以上に恐ろしい技だった」 vs地緑二十五 「瓦割り30枚ぐらいならボクだって余裕ですよ♪」 vsクッキー・フィギャー 「ごめん、そういうのはわかんないや」 vs古矛 鬼畜 「良奈さんとは友達ですけど…。えっ、男ならよかったって…うう〜、なんかショック!」 vs紅花 「何言ってんの!試合開始の瞬間からボクら友達だよ!」 vs黄 「あのー、何年修行すればお月様を壊せるんですか?」 vsグイ 「人殺しの為だけの修行…悲しいよ、悲しすぎるよ」 vsジェニス 「霧雨流はスピードだけでなく、気の使い方も重視してるよ。キミにも教えてあげようか?」 vsゲドー・センヌキー 「霧雨流は実戦空手!凶器や不意討ちなんてお見通しだよ!」 vsマスク・ザ・フェニックス 「疾さと重さの同居した攻撃の数々、参考になりました!」 vsビアーチェ・ツバウ 「戦いは遊びじゃないの!心の修行もしっかりね!」 vsジャック・ヒーン 「根賀さんとこより絶対うちの道場がいいって!後ろ向きな性格が余計悪化しちゃうよ!」 vsマニーシャ・アロチャナ 「うちのカレーは純日本風庶民カレーです!これはこれでおいしいですよ?」 vsファウナ・バクスター 「空手をやってみる?キミなら心身共に強くなれるよ」 vsテオドール・アンダーソン 「いやーっ!なにこれーっ!すごくかわいくてステキー!!」 vs鬼束グレン 「負けて得るモノもいっぱいあるんだよ」 vsリーフ・サウザンド 「スローすぎであくびが出るよ」 vsリン・ホワイト 「女の子らしい服装は好きなんですよ?…ただ、恥ずかしくて……」 vs真夷居・恵夢 「ゴメン!頭打ちすぎちゃった!?」 vsセルジュ・アンドレイ・アレクサンドール 「きゃーっ!変態!!…いっけない、やりすぎちゃった!」 vsゴンザレス 「キミってさ、サングラスを取ったらすごく優しい目をしてるんだね……」 vs飯尾 塔子 「あーわかる。ボクもボーイッシュって言葉を素直に受け取れない時があるよ」 vs李珠美 「いい蹴りだったね。参考にさせてもらうよ!…なんでそんなに嫌そうな顔すんの?」 vsイルカ 「根賀さん、よくこんなのと戦ったよね。ボクも同類になったけどさ…あはは……」 vsラ・ティグレ 「試合には何とか勝ちましたが、あなたの人間的大きさには及びません。もういろんな意味でっ!」 vsキム・サンファ 「勝ちにこだわりすぎて、あなた目が曇ってたよ……」 vs不動峰 剛山 「あれぇ?お父さんから聞いた熊殺しの不動峰さんとはずいぶん違うなぁ……」 vsテオドロス=「エヴァンゲリア」=カラグーニス 「あなたの進む道は間違っているかもしれない。でも、愛する人への思いは本物だった……」 vs華奉 ひので 「そんな悲しい目で戦ってるあなたを見ても、お父さんは喜ばないと思うな」 vsビアンカ・ユリウス 「ご、ごめん!ボク百合とかそんな気はないよ!」 vsエース”スペード”ライモン 「浮気なんてしちゃダメです!彼女さんにも失礼ですよ!?」 vs幾年 熟睡子 「胸で瓦割りなんてできるわけないでしょ!?…って、それ本当に寝言ぉ?」 vsアレス 「まさに辛勝だったね。ボクもまだまだ稽古が足りないや……」 vsトムヤム・プラームック 「ノープロブレム……ホントにそうなのかなぁ?」 ■エンディング■ ストリートマルス優勝を果たした渚は、帰国後すぐに道場の立て直しに取りかかった。 渚「そこっ!もっと腰を落として!」 大会での渚の活躍を見て霧雨流空手道場に入門希望者が殺到。 優勝賞金で導入した最新設備と、古き良き質実剛健の精神から来る厳しくもきめ細かい指導で、 運動不足のお父さん、護身術を習いたい女性など幅広い世代の通う日本有数の空手道場に成長した。 (一般入門者に混じって、なぜか根賀や剛山といったストリートマルス空手系参加者も稽古している) 父「おう渚!人の指導ばっかりじゃ身体もなまるだろ?俺と手合わせしようじゃないか」 (熱血空手少年のように目を輝かせる父) 渚「押忍っ!よろしくお願いしますっ!!」 (真剣な面持ちで構える父と娘。ほぼ同時に踏み込んだ直後に渚の顔アップ一枚絵) 渚「セイヤーッ!!」