■ストリートマルス セトネフェル3世詞ほか■ ・現代におけるファラオの位置づけを、エジプトでの日本における天皇(“かなり”御幣のある言い方ですが、飾りの君主)  として扱っています。 ・相変わらず網羅してません。 ・キャラ絵化は一応三枚(ふぐりおじさん含む)ありますが、三枚目の頭に鳥を乗せた子をイメージしています。 ・二枚目の方は俺の絵化だ!(どうでもいい ◎思いついたわざ ○つうじょうわざっぽいの ・ホルスなげ 頭の鳥をなげる ・ホルスビーム(上段、対空 頭の鳥が口からビームをうつ。 パンチボタンで放つと上段への攻撃、キックボタンで撃つと斜め上に撃つ。 ・ちくびーむ(身長が低いから素立ち状態で撃つと下段。ジャンプ中に撃つとゆっくり落ちながら撃つ。 ワンピース?のすそを胸元までたくしあげてビームをうつ ・のろいのにょたいかっ! ・のろいのおとこかっ! 相手が男性キャラの場合はにょたいかっ!に、女性の場合はおとこかっ!になる。 その名のとおり、技がちゃんと命中すると性転換する。その間、必殺技が使えなくなる。 一定時間で解除(制限時間があることを考えると5秒くらい? 各キャラ専用グラフィックあり。 ※特殊例 ・リン・ホワイトの場合は外見に変化がない。つまりあの姿は彼が女性として生まれた時の姿そのもの。 ・ミラクルマイクはなぜか彼のコスプレ元の美少女戦士そのものの姿になる。一部でばかうけ。 ・不動峰 剛山は元のオッサンの姿に戻る。 ・時任 手児奈は元の姿のままおっぱいがちょっと大きくなる。 ・ザ・コピーキャット(つまりはセトネフェル3世)の場合は、基本的に効果なし。  低確率でショタっ子になったり、いわゆるファラオ(ツタンカーメン?)っぽい姿になったりする。  さらに低確率でスタイルが良くなってぼんきゅぼん!になる。 ・メテオハンマー 空に向けて手を伸ばしてから、引力に乗じて拳を相手の頭上に落下させる。 ○ちょうひつっぽいの ・無限パンチ 凄い勢いでのびて月まで届く いちおくねんとにせんねんまえからあいしてる! ・無限キック 凄い勢いで(以下略 ・ホルスがんばれ!! 「ゆけー! 天陽神ホルス!」 の掛け声と供に頭の上に乗っている鳥がぱたぱた飛んで褐色肌マッチョ隼頭の男に変身。 拳を突き出して相手にスーパーダッシュをかます。 パンチがヒットすると技が発動、オラオララッシュをかます。 ・偉大なるスーパーファラオによる、呪いのウルトラセトネフェルダンス3世・死ぬよ!(技名 1口から吐いた呪詛を丸めてなげつける。 2命中すると相手の動きがとまる。 3うんにゃらうんにゃらいいながらセトネフェルが踊る。 4その間、相手の周囲に黒い霊気が出現して結集していって大きくなっていく。 5ある程度大きくなったら大爆発する。 3ゲージ消費技 ◎OP 「あぬびすー!あぬびすはどこぞー!」 ここはファラオの王宮。大声を張り上げながらあるくセトネフェル三世がいた。 「あぬびすがおらん・・・どこじゃー!!」 その声を聞きつけてささっと駆け寄ってひざまずく従者。 「恐れながら我らがファラオ。アヌビスはマルスタウンへ赴き、ストリートマルスという格闘技大会に出場しております」 「余がこんなにタイクツをしておるというのにか!? 余の遊び相手を放棄して勝手に遊びにでかけるなぞー!  ゆ、ゆ、ゆるさん! 耐久三十二時間ジャイアントスイングごっこをさせる! ぶんぶんスカ!」 憤慨して地団太を踏むセトネフェル三世。 「恐れながら我らがファラオ。アヌビスはファラオの命により、ストリートマルスに参加しているのでございます」 「・・・そうだっけ」 (そういえば、暇つぶしにいかせた気が…ついでに賞金を小遣いにしようと思ったのじゃったか) 思い出したけど小首をかしげてとぼけるセトネフェル三世。 「アヌビスがおらんとつまらん。余もマルスタウンとやらに行って来る」 「恐れながら我がファラオ。あなたさまはエジプト大統領の許可を得ねば外出が許されませんゆえ、  許可がとれるまでしばしお待ちください」 「しるか! このカッペ頭が! ハゲろ!」 セトネフェルは従者のターバンに呪詛をこめてつばをはきかけた。 「ギャー!頭がー!」 従者のターバンが髪の毛ごとみるみるうちに燃え上がり、ハゲあたまになった。 そして太陽の光を受けて見事にペカリと輝いた。 セトネフェルはそのぴかぴかのハゲ頭をみて嬉しそうな顔で近づいてぴたぴたと叩く。 「ええカタチの頭じゃのう! 動くなよ! はよう筆を持て!!」 従者は散々頭に落書きをされてさめざめと泣いた。 そのあとおうちに帰って奥さんに慰めてもらった。 そんなこんなで、偉大なるファラオ・セトネフェル3世はそらとぶ絨毯で渡米した。 ◎台詞 対米国編 VSグリフ・マイヤー セトネフェル 「あー、しっておるぞ。お主はあれだな。このマルスタウンに巣食っていた蛆虫どもを徹底的に始末したというあれ。グフリ?」 グリフ 「えー、えーっとその。言い方はなんかあれでございますが、確かに私が奴を刑務所送りにしました。ちなみにグリフですので」 セトネフェル 「じゃー、お願いがあるのじゃよぅ。うちにもいるの。怖い悪いうざい厚かましいの3Kが。フグリよ」 グリフ 「ほう? どのような悪党で? 怖い以外Kの欠片もありませんし、四つになってますぞ。ちなみにグリフですが」 セトネフェル 「えーとな、ム○ラクといってな。余の小遣いを減らしよるのじゃ。まじむかつくー!! なんとかしてたも!」 グリフ 「………ファラオ殿、ちゃんとニュースをご覧になってますか?」 セトネフェル 「………………え?」 ・勝利 「なぬー!? あやつ逃げよったのか! 今なら護衛も手薄じゃ、丸裸じゃ! くびをとってまいれアヌビス!   アヌビスどこじゃー!」 ・敗北 「色物は数多く参加しているが、これまた…というか、そもそも呪いは格闘技なのか…?  開催者として自信を失くしてしまうな…これでいいのかストリートマルスッ!」 VSモア・イーグレット セトネフェル 「あー、うーん?」 モア 「どうしたんだい? お嬢ちゃん。私の顔になにかついてるかい。それとも厳つくて怖いかい?」 セト(※以下、セト=セトネフェル3世) 「余に恐ろしいものなどない! それにしてもなんじゃったかな…」 モア 「へんな子だねえ。でも、怖がられてないみたいで安心したよ」 ・勝利 「そうじゃ、思い出した! アヌビスに頼んでどこぞの島から獲ってこさせた石像にそっくりなんじゃ! モアイとかいう」 ・敗北 「やけに偉そうな子だねえ。ん? ファラオ? 何言ってるんだい。ファラオと言ったらあの派手な頭してるやつだろう?  それより、晩御飯を作るからうちにおいで。遠慮はいらないよ」 VSマスクドエロス セト 「なんじゃおぬし。余の胸をなでて楽しいのか?」 エロス 「…楽しくねえよ。そもそも俺は巨乳好きだしな。だが、世界にはロリコンも大勢いる。  そいつらの為にやってんだ。ちったあ悲鳴をあげたりしろよ。張り合いねえ」 セト 「それではお言葉に甘えて・・・・チクビーム!」 エロス 「ギャーッ! てめー殺す気かッ!!」 ・勝利 「ん〜、そりゃ余も何百年か前はばいんばいんだったがのう。疲れたんじゃ。この姿が一番らくちんじゃ。ぺろり〜ん」 ・敗北 「虚しいが俺は続けるッ! 世界の為にな! …なんか目覚めてきたぞ…もしやこれこそがロリ魂…?」 VSアクセル・ビアード セト 「うやぁあああ〜! その赤いの、まぶしいかりゃやめりぇ〜!」 アクセル 「レーザーポインターのことかい? それは申し訳ない事をした。これ自体は武器ではないし、  参加規約にはひっかからないのだが…確かにこれは目によくないというからね。気をつけるよ」 セト 「まあ、余も出来るから許してやろう。チクビーム!!」 アクセル 「なっ!? それはルールどころか法律違反だっ!」 ・勝利 「余は神の化身であるぞ? 法を超越した存在である!」 ・敗北 「え? 神だから法律を遵守する必要はない? 残念だが僕達は聖書における唯一の神、御父を神として誓いを立てるんだ。  だからそれより下の者にはちゃんと法に従ってもらうよ。少なくともこのアメリカにいる間はね」 VSアオイ・トリッパー セト 「おいそこのちびすけ! 余が相手してやろう!」 アオイ 「何言ってんだよう、おまえの方が全然チビじゃん! ほんとに闘えんの??」 セト 「なぬ!? 余は太陽の化身であるぞ? 貴様のはるか高みにおる存在なのじゃ!  お前みたいなちびっころはもうボコボコのビッシビシのバッシバシ! トイレの隅っこで泣いてろ!」 アオイ 「全然ただのがきんちょにしか見えないし! あんまり大口叩くとごめんなさいする事になるぞ、このポッポ頭!」 ・勝利 「能ある鷹は爪を隠す。それも鷹の爪をな。カーッ!」 ・敗北 「太陽の化身っていうならもっと偉大な技とか使うべきだよ。え? いやいやチクビームは全然偉大じゃないってば…」 VSマルセル・ストロングスター セト 「プスッ、プスッ!」 マルセル 「何を笑っていやがるこの糞餓鬼がぁ! 俺は貴様のような力の持たん存在が一番許せんのだ!」 セト 「お主は本当に弱い。この町一か弱い人間じゃのう。お前ごときでは、百年たってもあのタマフグリには勝てんわ」 マルセル 「俺のタマがやつよりタマより小さいとでも言う気か貴様ァ!! 餓鬼とて容赦せん!!」 ・勝利 「お主ら人間はどれだけ自然を支配し威を張っても、所詮は太陽に生かされておる弱者の一よ。  己がいかに弱いか気付いた時、人は強くなる方法を考え、成長する。  そこに気付けんお主は井の中のど真ん中で最強を叫ぶゲコゲコのままじゃ。けろけろ解剖ゲコ娘〜♪」 ・敗北 「そうか…俺には子種がたりんのか…餓鬼を作るにはまず女だな…? クックック」 VSピューマ・ストロングスター セト 「うぐ〜、腹が減った〜アヌビス〜たすけてたも…」 ピューマ 「大丈夫かい、君! ほら、さっき焼いたクッキーをあげるよ」 セト 「むぐ、ほんとにもらって、むぐむぐいいのむぐむぐ?」 ピューマ 「食べながら喋ると喉がつまるよ、気をつけて」 ・勝利 「お主気に入ったぞ! 我が王宮でおやつ係として雇ってやろう!」 ・敗北 「それにしても気持ちのいい食べっぷりだなぁ。うちにおいでよ、もっと作ってあげるからさ」 VSシャーロット・マイヤー セト 「わー! でかい! 見事! 立派に育ったうし乳! ちちくりまんぼー!」 シャーロット  「って言いながらひとの乳を揉むな!」 セト 「よいではないか、よいではないか〜うへへへえ」 シャーロット 「スケベ親父かお前は! あんっ、もう! 離れろってばー!」 ・勝利 「まあ、余の全盛期には敵わんがな! 精進せよ! もみもみ」 ・敗北 「こんなのが参加者ってどうなってんだよぉ、パパ…。チクビームは無しだろっ!!」 VSアレック・スパイビー セト 「なんじゃ? SFX? 余の手足も呪術もほんものじゃぞ?」 アレック 「いやいやそんなバカなハズが…エジプトのCG技術がこんなに進んでるなんて…」 セト 「疑り深い奴じゃのう。いらら、いたいからひっぱるでない!」 アレック 「だぁ! わからん! アクション女優の誇りにかけてなんとしてでも解き明かしてやる!」 ・勝利 「神の秘めたるものと書いて神秘という。…いやん」 ・敗北 「はっはっは! 解き明かせなかったけどやっぱりハリウッドの技術は世界一ってことだな!」 VSケビン・チェン セト 「うむ。おぬしについては存じておるぞ! あちょー! ほあちょー! ふぁいーっ! じゃろ?」 ケビン 「いいたい事はわかるけど僕は彼と似てないだろ? まあ、恩師ではあるけど」 セト 「あいやー! あるあるー!」 ケビン 「いや、ないないよ」 ・勝利 「うむ! なかなか面白い演術じゃった! 王宮で道化師兼警備兵として雇ってやってもよい!」 ・敗北 「手足がのびるっていうのは流石に京劇にもないな…どうやってるんだい?」 VSブルース・ザ・デスガンマン セト 「女も開拓できんくせに荒野を開拓できるか! このこわっぱめ!」 ブルース 「おいおい、なんだか酷い言われようだな。だいたい俺は牛追いであって女追いじゃないぜ」 セト 「おまえ…牛がいいのか…そうか…まあ、神の世界にも異種姦はある。余は決して下種を見る目で見たりはせん」 ブルース 「…そりゃあ一体、何の話だ??」 ・勝利 「そうであったか! だからこの国にはうし乳が多いのか…深いな」 ・敗北 「こんな呪いだのわけのわからん事が許されるなら、本物の銃持ってきても許されたんじゃないか?」 VSザ・コピーキャット セト 「おぉ! おおー??」セトの動きに合わせてコピーキャットも動く。 コピー 「ほう! ほお!」 セト 「ふぁ、ふぉぁ〜っ!!」セトが変な顔をしたりする。 コピー 「ぬぉおぉ〜っ」それにあわせてコピーキャットも同じ動きをする。 セト 「ふはは! お主なかなか面白い。余は気に入ったぞ!」 コピー 「身に余る光栄にございます、我がファラオ」 ・勝利 「うーむ、やはり余の力は恐ろしいな! してお主、我が王宮で道化師としてこい。よいな?」 ・敗北 「人を呪わば瓜二つ。しかし割ってみれば存外に相違が目立ちまして。こりゃ愉快!」 VSソール セト 「なんじゃおぬし…余の胸に文句があるのか?」 ソール 「ない。なにもない…」 セト 「あっても邪魔なんじゃ。お主にも体験させてやろうかの?」 ソール 「おれ、おっぱいする??」 ・勝利 「存外にでかくて危なかったのう。修正を入れねばならんところじゃった」 ・敗北 「これが…おっぱのしんぴ…あーん」 VSザ・サン セト 「おぬし大丈夫か。頭がおかしいぞ?」 ザ・サン 「マンマミィーア!」 セト 「信じようが信じまいが余はファラオ。50$で買い取ってやるぞ?」 ザ・サン 「ヒーハッ!」 ・勝利 「うーむ。不思議な味のきのこであるな。ん、んんおおお大きくなっちゃったー!」※セトの身体が大きくなる ・敗北 「…はっ!? ぼくは一体何を…おや? このキノコはなんだ? ちょっと食べてみよう………ヒッフー!  レェェーッツ・ゴー!」 VSキャプテンマルス セト 「ヒーローというなら、容赦ない呪いでも結構平気じゃな? なんせ不死身だしな?」 マルス(まあ、子供がいう事だしとナメてかかっている 「そうさ少女よ! ドーンとくるがいいぞ! なんせ私はヒーローだからな! ハッハッハ!」 セト 「このビチグソがぁーー!(呪」呪詛が飛んでキャプテンマルスに直撃 マルス 「んん? なんとも・・・・・うぎょあああああーーっ! 腹が下痢でトイレはどこぁーー!?」 ・勝利 「ヒーローというわりには大した…ん? おぬし臭うぞ?」 ・敗北 「う・・・は、は・・・・高笑いが腹にひびっブッ・・・あ・・・・」 VS魔法少女ミラクルマイク セト 「おおっ!? なんじゃこの珍獣は!」 マイク 「愛と正義の魔法少女、ミラクルマイクよん☆」 セト 「ほう、なんでもよいから余を楽しませてみよ。働きによっては家畜小屋で飼ってやってもよい」 マイク 「なんて偉そうな子なのかしらっ☆ ちょっとおしおきしちゃうゾ☆」 ・勝利 「アヌビスが練習用に丈夫な木偶人形を欲しがっていたな。丁度良いものがてにはいったぞ」 ・敗北 「最後はかならず正義と愛が勝つ!きらっ☆」 VSケイス・リバーグ セト 「うへぇ〜はらへった〜。  お、れすとらんではないか。うおーい、この哀れで偉大なファラオに飯をよこせ〜  さもなくば末代までたたるぞ〜」 ケイス 「なんだ、嬢ちゃん。物乞いか?」 セト 「乞うのは下の者がする事。余はお主より上じゃ。はよう馳走を用意せんか」 ケイス 「なかなかふてぇ嬢ちゃんだな。食わせてやってもいいが、ちっと躾してやらにゃいけねえな」 ・勝利 「は、はわわ! ホルスよしっかりせい! 首が変なほうに曲がって折るぞー!」 ・敗北 「よくみりゃあこいつぁ…エジプトのVIPサマじゃごぜえやせんか。なぜにこんな所へ?  ・・・まあ、ご無礼はお許しくだせえや。たんと馳走を準備いたしますんで、中へどうぞ」 VSジョナサン・ラッシュモア セト 「あー、もしもしだいとーりょー?」 ジョナサン 「確かにワタスはだいとーりょーダス! ・・・・って、なんだこれは・・・口が勝手に・・・?」 キャサリン 「ミルクさーん!? 今日こそ家賃払ってもらいますからねー!・・・・はっ!?」 セト 「このバカっつらー!」 ・勝利 「よーし、寿司でも食い、いっかー!」 ・敗北 ジョナサン 「ミルクチャン、行ってくるダスー! くそっ、これが呪いの力かっ!? 大丈夫かケイトくん!」 キャサリン 「大丈夫もなにも、私は台本を読んでいただけですよ。呪いなんてあるはずがありませんよ、ばかばかしい。  VIPの嗜好に合わせるのは外交の基本ですから。まさか本気で呪いがあるとは仰いませんよね、閣下?」 ジョナサン 「(・・・・・えっ?)」 VSヒューリー セト 「ほう・・・なかなか興味深い相の男だ」 ヒューリー 「面白いかい?」 セト 「とても素晴らしい“腕”を持っていたらしいな。そう、それも神も羨む金のような腕だ」 ヒューリー 「・・・・おかしいな。僕には腕がちゃんとあったのか。生まれて初めて知ったよ」 ・勝利 「そう。だから神はお主を羨み、腕を取り去ったのだ。しかしその身も、磨きぬかれて金となったようだ。  次はその身を取り去られぬように気をつけよ。  ・・・・だが、その心配もなさそうだな。その傍らに寄り添う強い想いは、神をも跳ね除けるだろう」 ・敗北 ヒューリー 「閃いたぞ! 僕も足が伸びれば「Tatsumaki」が「El Nino」に進化するんじゃないか!?」 ルーシー 「もう! そんなの私はゴメンだからね、ヒューリー!」 VSソフィ・アークライト セト 「何ぞけたたましい車が近づいてきたのう」 ソフィ 「ちょっと君、お嬢ちゃん? パスポートをみせなさい」 セト 「ぱすぽおと?」 ソフィ 「身分証明証の事よ。おかあさんが持ってるのかしら?」 セト 「たわごとぬかせこのチチデカ(乳警察)! 余はこの存在そのものが偉大な身分を証明しておるのじゃ」 ソフィ 「・・・・署まで同行してもらっていいかしら?」 ・勝利 「よし、では署までゆくとしよう! ちゃんとカツどんを用意しておけ!」 ・敗北 「・・・え? ファラオ? この子が・・・!? ひぇえええええっ!! 失礼を致しましたっっっ!」 VSサーティーンズ セト 「なんじゃあ乳臭いわっぱどもじゃのう。余の遊び相手も勤まりそうにないの」 マーキス 「乳臭いってよ、ディラン。どういう事だ?」 ディラン 「マーキス、お前さっきミルク飲み過ぎたんじゃないか? 少なくともナツミの事ではないしな」 ナツミ 「人の胸みて言うなっ!!」(バキッ ・勝利 「ほれ、もっと余を楽しませんか!」 ・敗北 ナツミ(男姿 「ちょっと! どうしてあんた達が私より胸おっきいのよ!!」 ディラン(女姿 「まあ、確かにマーキスは巨乳過ぎるな」 マーキス(女姿 「何言ってんだ。俺はこんな姿にならなくてもナツミより胸(筋)はあるぞ。  しかしナツミ、立派だなオイ。日系人の癖にブラザーの俺よりデカぶっ!!」 対日本 VS根賀鼎武 セト 「邪神も避けて通るような不の霊気をまとっておるのう」 鼎武 「神は完全な存在だろうからね。私のどん底の悩み苦しみなんてわかるはずもないし、そこへ到達する事もできない」 セト 「おぬしの言葉には矛盾がある。完全である神に、知りえぬ事などないであろう」 鼎武 「そんなの言葉遊びさ。だいたい、私たちのようないじめられっ子が苦しんでいる時に、神様は何をしてくれたというんだ。  じっと空の上のどこかで見ていただけだろう? 私たちの気持ちを知っているというのなら、尚の事、  助けに入らなんて私には理解できないし、許せないのだ。  見ているだけも、いじめの一つなのだから」 ・勝利 「神が手を貸してやりなどしたら、そいつは弱いままじゃろ。  実際どうだ、お主は誰の助けも得ずに見事、強くなったではないか。  人には神など必要ないと、お主はその身を持って証明したのだ。  そして、その成長を見守る事こそが、神の仕事なのだな」 ・敗北 「て、手足が伸びるだなんて…!? それに呪いの力だなんて、私の力より邪悪すぎやしないか!」 VS霧雨・渚 セト 「うおーい乳娘よ。余と遊んでおくれぞー!」 渚 「ちょっと君! 乳娘だなんて言い方は失礼だぞ!」 セト 「まあそう言うな。お歌を歌ってやるから許せ!ドナドナ〜りっぱな乳娘〜売られていくよ〜」 渚 「おっぱいは売り物じゃあないの!!」 ・勝利 「うーむ、牛肉が食べとうなってきた…ぐう」 ・敗北 「呪いを使った空手…う〜ん、根賀さんみたいな技になりそうだしやめておこう…。  でも、手が伸びたら正拳突きの距離を大幅に伸びさせられるし…でも、どうすればいいんだろ?」 VS古矛 良奈 セト 「・・・その踊りはいつまで続くんじゃ! 余はそろそろ退屈してきたぞ!」 良奈 「え? 攻撃をしかけてるんですよ!? あなたもちゃんとしないと怪我をしますよ!」 セト 「・・・・・・このビチグソがーーっ!!」(呪 良奈 「なんですかそ・・・う、うぎゅううお腹がっ、お、おトイレはどこですかぁ〜っ!?」 ・勝利 「ぷぇ〜・・・におうぞ、お主・・・」 ・敗北 「も、もう、げんかい、れ、す・・・・・アっ――」 VS古矛 鬼畜 セト 「なんじゃこのババーは。トカゲの干物ですら、もうちょっと瑞々しいというのに…」 鬼畜 「何いうとるか、あんた様はわしですら及びつかんほどのババーじゃござせんかえ」 セト 「セトわかんない! だって女の子だもん!」 鬼畜 「まったく、白々しいわい」 ・勝利 「そういや余は幾つなんだったか。ホルス、憶えてるか?」 ・敗北 「呪い? そんなもんが効くほど若くぁないのよな。ってあんた様の方が年寄りじゃったかえ」 VS楓 志信 セト 「おい小僧! 余の遊び相手をせよ!」 志信 「勘弁しろよ! 俺はガキなんて相手にしてる暇ねーの! ボインのねーちゃん探すのに必死なんだから!」 セト 「しゃあないのう。余を満足させる事ができたら会わせてやろう」 志信 「まじか!? 乗った!」 ・勝利 「ほら、みておれよ・・・・」 (セトの背が伸びて魅惑のボインねーちゃんの姿になる 「ふふふ。よう見てみれば、美味しそうな美少年ではないか・・・久しぶりに、頂くとしようかのう?」 ※脳内年齢=外見年齢 ・敗北 志信(女姿 「あれれ? 俺って結構イケてない…? もしかして、これって恋・・・?」 VS城之内 梅 セト 「梅ちゃんのーちょっと忍術みてみたいーあそれ!」 梅 「宴会の一発芸披露のような掛け声をされても、残念ながら面白いものはだせん」 セト 「堅いのう。余は退屈で死にそうだというのに」 梅 「忍びは武芸者ではないからな。侍であれば、居合い斬りなどの見せ様もあるだろうが」 ・勝利 「はうあー!! 退屈でしんでしまうんじゃー! 巨乳になる呪いをかけてやる!」 ・敗北 「なんだこの出鱈目な技の数々は!? 呪術はともかく、手足が伸びるなど聞いた事がない!」 VS綾清水 溜 セト 「おおっ、お主、あやしげな格好をしているな!? 何かおもしろおかしい事をするのか?」 溜 「うーん、どうだろうね。ゴザルとかにんにんしてないから言葉遣いはがっかりでしょうけど、  技はそこそこ派手な方。こんな」(足元の水溜りにもぐって姿を消す 「ふうにね」(別の場所の水溜りから出現する セト 「おおおおおおおお〜っ♪ では、余も見せてしんぜようぞ。ほれっ」 (セトが呪詛を水溜りに投げいれる。そこには苦悶の表情をした人間らしきものの顔が映る 水溜りの顔 『ギョオェオオォォァオ』 溜 「うわキモッ!!」 ・勝利 「きゃっきゃっ! お主の技があれば、熱い日もすずやか楽しく過ごせようぞ!  よし、わが王宮へくるがよい!! お水係として雇ってやろう!」 ・敗北 「水にもぐってたらさっきの顔がじっと見つめてて怖いんだけど…トラウマになりそうだわ…」 VS飯尾 塔子 セト 「任せろ。おぬしの望み、余がかなえてしんぜよう・・・はっ!」 塔子 「ほんとっ!? ・・・・・って男になってるじゃないかーっ!!」 セト 「ぬ? 何かまちごうたか?」 塔子 「わたしはもっと女らしくしてほしいんだようー! これじゃあ本当に男じゃないかー!」 ・勝利 「ん〜? お主には強烈な呪いがかかっとるな。無意識に発生したものじゃが。そのせいでどう足掻いても男にみえるんぞ」 ・敗北                         アイツ 「え? 男に見える呪い? 誰だよ、そんなの・・・・やっぱ父親かーっ!! 帰ったらおぼえてろーっ!!」 VSリン・ホワイト セト 「お主、なかなか興味深い女じゃな」 リン 「・・・私が興味深い、“女”なのですか?」 セト 「そうじゃ。希有な呪いを受けておる。その美しさゆえのな」 リン 「・・・・それは興味深い話ですね。続きをお聞かせ願えますか?」 ・勝利 「お主の美しさを妬んだ女神の悪戯で、男として生まれてしまったとみえる。  じゃが、その女神も、今頃地団太をふんでおるであろう。  お主は男として生まれたが故に、さらなる美を追求し、女であるより美しい存在となってしまったのだ。  ほっほ、さぞ悔しかろうな・・・のお、ギリーク一の嫉妬女、へーラーよ?」 ・敗北 「女神も嫉妬する美しさ・・・まるで神話の中のような話ですね。とても気に入りましたよ」 VS富士宮茶美 セト 「はらへったぞ〜! だれか! 飯をもってこい! さもなければ視界に映ったやつから呪いたおす!!  ん? なんじゃおぬし? 呪ってやろうか?」 茶美 「ハッピートゥギャザー! おいしーさドンドン! おべんとー、どんどん! はいっ」 セト 「おおおお! これ食っていいのかもぐもぐ? うまもぐもぐいもぐ」 茶美 「えへへ。持ってきておいてよかったにぃ。やっぱり、静岡の味は人を幸せにするんだら」 ・勝利 「決めたぞ! アヌビスをみつけたら、静岡とやらに旅行へいくのだ!」 ・敗北 「おめぁほんとうめぁそうに食うだや? 見よるこんちが幸せんなんだ」 ※勉強不足に静岡あきには全力で謝罪すます VS七瀬 零 セト 「退屈でしぬぞよ…余と遊べお主」 零 「やたら偉そうな子供だな。残念だけどあたしはアイドルであって芸人じゃないからよ」 セト 「テレビで歌ったり踊ったりしとったではないか」 零 「・・・エジプトでも放映されてんのか、アタシら。でも歌って踊れる本当の意味での芸人なんてのはドリフまでだぞ」 ・勝利 「余はエジプトのアイドルということか。ちゃっちゃっ!」 ・敗北 「畜生! みさき話が違うぞ! 格闘女王への道じゃなかったのか!? 呪いとか、聞いてねーぞ!」 ・怪人柴犬男 セト 「おお! なにやら面白おかしいやつがおるぞ!」 犬男 「バうぁー! 幼女であっても容赦せんぞ! サバト!」 セト 「きゃっきゃっ♪ 遊んでたも!」 犬男 「うおおおおああああいだだあああち○こにぶらさがるんじゃねえええええ!」 ・勝利 「気に入ったぞお主! アヌビスがみつかるまで、余の遊び相手係に任命する!」 ・敗北 「ちん○・・・・もげるぁ・・・・ッ」 VSトーマ・ミコガミ セト 「おい小僧、余の相手をせい」 トーマ 「でもぼくは・・・面白くもなんともないよ。パパにも、飽きられちゃいそうなくらいなんだもの・・・」 セト 「ほお。お主ヒトガタか。まあ、玩具など所詮は飽きるまでの遊具よな。  余はまだ見たばかりで飽きておらん。興味津々じゃ。なんなりとして余を楽しませてみよ」 トーマ 「・・・パパは、ボクが犬のマネをして、わん、っていうと、少しだけ喜んでくれるんだ。  そんなのでいい?」 セト 「なんじゃお主。それで余が喜ぶとでも思っとるのか?  そんなもんは犬にさせればよいじゃろ」 トーマ 「そうだよね・・・こんなだから、パパはボクを愛してくれないんだ」 セト 「しゃあないのう。余が遊び方を教えてやろうぞ。かかってこい!」 トーマ 「う、うん・・・」 ・勝利 「気に食わんな。人ごときが神にでもなったつもりか? いずれは後悔させてくれようぞ。  ・・・どのみち、この小僧は報われまいがな」 ・敗北 「こんな遊び方をパパにしたら壊れちゃうよ・・・やっぱり、ぼくにできるのは犬のまねくらいだよ。  ・・・・次は猫にしてみようかな・・・?」 VS朝里 リムセ セト 「ふんにゃらふんにゃら〜」 リムセ 「なにしとるんだべ??」 セト 「・・・たいくつで死にそうな踊りじゃ。なんとかせい!」 リムセ 「奇妙な子だべ。すったら遊んでやるっしょ!」 ・勝利 「」 ・敗北 「ちくびーむは反則だべ!! 正直、わらっちまったっしょ・・!・」 ※特殊戦 VSテオドール・アンダーソン セト 「うほう! その目、殺る気じゃな!?」 ゲルダ 「ちがうのー、テオは遊んで欲しいだけなのー!」 テオ 「がうがう!」 セト 「おおおおお! よし、ホルスよ! いけい!」 ホルス 「ピーーー? ピーヒョロロ・・・!(・・・・まじか? どう考えても狩られる側じゃねーかよ!)」 ※ホルスのみで闘う。セトは背景で応援してるだけ。 ・勝利 ホルス 「ピー・・・・(危うく餌んなるところだったぜ・・・)」 ・敗北 テオ 「がう!がう!」 ゲルダ 「テオ! とりさんたべちゃらめ! はい、あーんして・・・・ありゃりゃ、ぐったりしてゆ」 ホルス 「ピー・・・・ヒョ・・・・(・・・・どうしてこうなった・・・)」 VSゴンザレス セト 「おお、おお、やけにたくましいやつじゃな」 ゴンザレス 「ウホウホ、ウホホホウホウホ(まあ、わが動物園を背負って立つ男として当然ですよ)」 セト 「ウホウホ! ゆけいウホウホルスー!」 ホルス 「ピ? ヒョロロ?(まじか? またなのか?)」 ゴンザレス 「ウホホ、ウホウホホ(お互いに大変でございますね。しかし、私としても動物園のために負けるわけにはゆきませんので)」 ホルス 「ピィ・・・・(勘弁してくれよ・・・)」 ※ホルスだけで闘う。 ・勝利 ホルス 「ピー・・ロロロ・・(さすがは森の神・・・死を覚悟する強さだったぜ・・・)」 ・敗北 ゴンザレス 「ウホホ、ウホ、ウホホホ(意外と手練でございましたね。なかなか楽しませてもらえましたよ)」 VSイルカ セト 「ぎゃーっ! でかい魚じゃー!」 イルカ 「魚類と一緒にしないでよ! 私はれっきとした哺乳類よ!?」 セト 「そうか・・・ならばホルスの出番ではないな・・・」 ホルス 「ピー!?(そもそも出番いらなくね!?)」 イルカ 「・・・・人間に仕えるって大変ねえ。私は自由だから関係ないんだけど」 ・勝利 「王宮に帰ったら水槽を作るぞ! お主はそこで余の遊び相手をしろ!」 ・敗北 イルカ 「洒落になんないわ・・・伸びる手足にビームに呪い・・・この大会はなんでもありなの!?」 ホルス 「ピー・・・・(そりゃあ、イルカも出てるくらいだしな)」 VSアルス セト 「うう、なんらこいちゅ。くさいぞ・・・?」 アルス 「フェ〜・・・・」 セト 「・・・・ホルス任せたぞ」 ホルス 「ピー!?(どうしてそうなる!?)」 アルス 「・・・・・フェ〜〜」 ホルス 「・・・・ピー・・・?(これはこれでどうすりゃいいんだ)」 ・勝利 ホルス 「ミラバケッソ状態!!」 ・敗北 アルス 「ミラバケッソ状態!!」 ・中ボス VSラ・ティグレ セト 「は、は、は・・・」 ティグレ 「は?」 セト 「ハトホルよー! こんな所で生まれかっておったのかー!」 ティグレ 「ハト?? なんだい、そりゃあ」 セト 「余の母君じゃ。この乳、間違いないぞ! うーむ実に数百年振りなんじゃ・・・」 ティグレ 「数百年って・・・一体幾つなんだいあんた」 ・勝利 「な、な、供に王宮へくるのじゃ!」 ・敗北 「ごめんね。そうやって懐かれると子供が出来たみたいで嬉しいけど、あたしがただの女になるためには、  まだやんなきゃならない事があるのさ」 ・ラスボス VSアヌビス 「あ、あ、あ、あアーヌービースー!」 アヌビスに抱きつくセトネフェル3世。 「おお…我が偉大なるファラオ。何故かような場所へ…しかし少しばかりお窶れになられましたな。  お労しい…」 涙目でアヌビスを見上げてぽかぽかと叩き始めるセトネフェル3世。 「ばかばか! 寂しかったではないか! 寂しゅうて飯も喉を通らんかったのじゃ…  余を置いて勝手にどこかへいってしまうな!」 「我が主。そのお言葉は身に余る光栄ですが、私の出張を命じたのは主では?」 「知るか! そんな事より今から余と遊ぶのじゃ!」 「はい、仰せのままに」 ・勝利 「やはり遊び相手としてお主を置いて右に出るものはおらんな! さぁ帰って続きじゃ!」 ・敗北 「久方ぶりか、少々力が入ってしまいましたな。なに? まだまだ足りませんか?  さればもう一度・・・」 ED 「はぐ、はぐ! うまい、うまいぞマルステーキ! 褒めてつかわす! ほれ、アヌビスも遠慮せずに食え!」 「…はい、頂いております。確かに美味ですね」   ある立派な邸宅の一室。。   食卓いっぱい置かれた食事の皿を前にひたすら食べ続けるセトネフェル3世とアヌビス。 「うむ、うむ! ピューマ! でざーとも持ってこーい!」 「えっ、ステーキと一緒に食べるのかい? あまり美味しそうに思えないよその食べ方…」   厨房から顔を出したピューマが眉をしかめる。 「知るか! 余の舌は味見分けができるのじゃ! はよせい!」   しぶしぶピューマは顔をひっこめた。   その様子を呆れた顔で眺める二人がいた。 「・・・パパ・・・?」 「・・・・なんだ、シャーロット」   マルスタウン市長、グリフ・マイヤーと、その娘シャーロット・マイヤーだった。 「なんでこの二人は大会が終わってもここにいるの? というか、なんでうちにいるの?  しかもなんでうちのコックをこきつかって? あとなんでか私の部屋にもう一つでかいベッドがあったんだけど?  なんで? ねえ」 「・・・権力には逆らえん、という事だな・・・私も弱くなったものだ」 「・・・つまり?」 「今、独立政権を敷いていた大統領が失脚し、エジプトの情勢は揺れている。  彼女らも微妙な立場だ。そんな中、帰国させるのは危険、と踏んだ大統領からの命令だな・・・  あの大統領の事だ、政治的な裏心がありそうだが」 「・・・つまり?」 「そう苛めてくれるなよシャーロット。つまり、当分の間、彼女らはここにいる、ってことだ…」 『・・・・はぁ・・・・』   二人は深いため息をついた。 「よーし、腹ごしらえも済んだ! アヌビス、遊ぶぞ!」 「はい、我が主。していかが致しましょう?」 「そうじゃな! 宇宙までたかいたかい!」 「仰せのままに…ハァッ!!」「うきゃーーーーーーっ♪」「お、おい家の中で何をする気」 ドーン 『ぎゃーーーーーーーーーっ!?』  アヌビスに打ち上げられたセトネフェルの身体は大砲の様にマイヤー邸の天井をぶち抜いてぽっかりと穴をあけた。  お陰さまでそらが見える。太陽が差し込んで明るくなったけどグリフは泣いている。  シャーロットは立ったまま意識を失った。だってこの上の部屋は彼女の部屋だったから。  箪笥もぶっとんだらしく、彼女のおおきなカップのブラジャーや下着がはらりはらりとたくさん落ちてきた。  ついでに落ちてきたセトネフェルは床にも大穴をあけた。 おわり