漣岬蓮OP マルスタウンの空港に古風な格好をした青年が降り立つ 蓮「ほわああ、飛行機に揺られて半日、やっと着いたなマルスタウン」 街をキョロキョロと眺めながら今日の宿を探す 蓮「師匠も唐突すぎるよなあ、こちとら浪人生だってのに・・・・はああ」 溜息をつく蓮。ふと、裏道を除くとチンピラ数人が女性に絡んでいた チンピラA「へへへ、姉ちゃん遊ぼうぜ(英語)」 チンピラB「別に怖くないからよぉ(英語)」 女性「いや、離して!(英語)」 蓮「おいおい、お姉さん嫌がってるんだから離せよ(日本語)」 数分後・・・・ チンピラC「う、腕があああ(英語)」 チンピラD「アバラがあああ(英語)」 チンピラA「お、覚えてやがれ(英語)」 チンピラB「待ってくれぇー!(英語)」 蓮「英語だから分からないって!ああ、もうめんどくさい・・・・掌波!(日本語)」 蓮の起こした衝撃波に吹き飛ばされ、絡まれていた女性が近づいてくる 女性「ありがとうございます。助かりました(英語)」 蓮「え、英語・・・・あ、そうだ、師匠が餞別でくれた英会話の本で今日の宿を 教えてもらうか(日本語)」 女性「どうしたんです?(英語)」 蓮「ユーアーナイスビッチガール!ファッキンナウ!」 女性「シット!」 バチーンと盛大な音を上げて頬を打たれる蓮 「ど、どうして?」 手には「今日からできる最低な英会話スラング講座」と書かれた本が握られていた 漣岬蓮ED 根賀「ふむ、英語の合格点はギリギリ越えたな」 蓮「志望校合格間違いなしですかね?」 根賀「まだまだだ。やっとボーダーラインだ、確実に取る為に+15点は必要だ」 蓮「先が長いな・・・・」 玄関からドタドタと足音が聞こえる 元気良く少年が襖を開けた トーマ「ただいまー、蓮兄ちゃん見て!100点取っちゃった!」 蓮「おお、偉いぞトーマ」 ジェニス「今日はトーマの大好きなカルボナーラ作ろうかな」 蓮「ジェニスも帰ってたのか、おかえり」 マルスタウンの戦い後、トーマは蓮の師である櫓木烈に引き取られ一緒に暮らしていた ジェニスもケイスに引き取られ留学という形で日本に来ていた。もちろん、櫓木家で 暮らしている 蓮「師匠と二人だったから・・・・賑やかなのはいいな」 ヒューリー「賑やかなのは良い事さ!勝負だ!蓮」 ジェニス、トーマの後ろからひょっこりと巨体を出すヒューリー 蓮「おい、リア充・・・・何しに来たんだ?」 ヒューリー「君と決着をつける為に留学してきたのさ!ハニーも一緒さ!」 マスクドエロス「いいなあ、リア充はさ・・・」 ヒューリーの後ろから出てくるマスクドエロス 蓮「エロス兄さんまで・・・・」 マスクドエロス「日本デビューが決まってさ、HENTAIを学ぼうと思って 遊びに来たぜ!」 蓮「俺は受験生なんだぜ?どいつもこいつも!」 蓮の気持ちも知らず三人目の乱入者が現われる 霧雨渚「蓮、勝負に来たぞ!」 蓮「毎日毎日来るなよ!」 渚「勝つまで毎日来るからね、ボクって結構しつこいよ」 蓮「なるほどね。髪形変えたのは気合の表れか?」 髪型を指摘され真っ赤になる渚 渚「わ、分かる?べ、別に君に見せようと思った訳じゃないからね!」 蓮「ツンデレかお前は!」 ヒューリー・渚「さあ、誰から勝負する?」 エロス「早く遊びに行こうぜ!」 蓮「ちくしょう・・・・優勝するんじゃなかった!」 絶叫が響く 根賀「春は遠いな」 トーマ「兄ちゃん苦労性だし」 ジェニス「ま、いつもの事だしね」 蓮のドタバタ劇を見て微笑む三人 ―完―