■オープニング■ (奈良県某所の歴史を感じさせる日本屋敷。 その一室で厳格な雰囲気を纏う老人が落ちつかない様子でストマル関連の番組がないか、リモコンでチャンネルを回し続けている) お手伝いさんA「旦那様ったら、ストマルが始まってからずっとテレビにかじりついてるわ」 お手伝いさんB「しょうがないわよ〜、かわいい孫娘の良奈お嬢様が行ってるんだも…」 墨公「ゴホンッッ!!」 (いつの間にかお手伝いさん二人の背後に来ていた良奈の祖父、墨公が大きな咳払いをする) お手伝いさんA&B「「だ、旦那様ー!!?」」 墨公「…仕事中の無駄口は慎むように」 (あたふたする二人をそれ以上注意するでもなく、穏やかな陽気に包まれた庭園に視線を移す) 墨公「(良奈よ…無事に戻ってこい……)」 (場所は変わり、マルスタウンのグランド・マルスホテルの一室。 まだ少女の面影を残した黒髪の女性が真剣な面持ちで胴着に着替えている) 良奈「私にどこまでやれるかわからないけれど…古矛流の名にかけて無様な試合はできないわ」 果たして良奈は伝統芸能と化して久しい古矛流が、今でもれっきとした武術である事を証明できるのであろうか? ■汎用台詞■ 「心技体兼ね備え、気と理を気と理を識る。これが古矛流です」 「私は…やられ役では終わりません!!」 「ふぅ…実戦というものにはなかなか慣れませんね」 「えっ?…私、勝ったのですか?これがお祖父様の言っていた無心の境地なのかしら……」 ■BAD■ 「形骸化した流派と侮りましたね?その驕りが千丈の堤をも崩す蟻の一穴なのです」 ■GOOD■ 「あなたとの一戦…決して忘れません。古矛の…いえ、私自身の思い出として!」 ■特定キャラ専用■ vs根賀 鼎武 「お節介だなんてとんでもないです!私もあなたのように苦境に負けない心を得なければいけませんね」 vs幾年 熟睡子 「…あなたって、今時の13歳とは思えない渋い趣味なのね……」 vsトムヤム・プラームック 「素材も調理法次第…私も料理好きですから、よくわかる喩えでした」 vsペンカイザー 「自分を省みる事は確かに大切ですね。プロとしてのお言葉、ためになります」 vsミノタウロス 「どんなに強くとも、邪悪な力は本当の強さではありません」 vs海江田 一馬 「少々慢心が過ぎませんか!?私の顔や胸ばかり見ないで試合に集中しなさい!!」 vsレオポン仮面 「そうですね…私は流派の威信に縛られ過ぎているのかもしれません」 vs朝里 リムセ 「胴着がボロボロ…周りの視線が痛い…自然の掟は厳しいわ……」 vs綾清水 溜 「し、失礼な!素質はともかく、やる気はあります!!」 vsアリーセ・フォン・ドゥンケルガイスト 「何が違うのか…その迷いを糧にして精進してみせます」 vs山根 豪信 「(悪い人ではないのだけど…下品な人はちょっとキツいわね……)」 vs天海 晴希 「気を練る技術だけでなく、精神を鍛えるのも忘れないでね」 vs霧雨・渚 「どの流派でも研鑽には果てがありません。互いに精進しましょう」 vsカーティス・バントック 「どこまでも濁った眼と技…あなたは負けるべくして負けたのです!」 vsミラクルマイク 「くっ…怪しい格好で惑わそうとしても…ごめんなさい、ちょっと無理でした」 vsコピーキャット(同キャラ) 「古矛流の歴史は一朝一夕に真似できません」 vsエミリー・ブラックウッド 「武道をいじめに用いるなんて言語道断です!反省しなさい!!」 vsマスクドエロス 「きゃーっ!恥ずかしくて死にそう…責任、取ってくれるんですか!?」 vs底原 芽生 「これでわかったでしょう!この大会は遊びじゃないのよ!お願いだから棄権してちょうだい」 vs悪浪波 「道を踏み外した時点であなたは負けたのです」 vs古矛 鬼畜 「まさか大叔母様まで出場するだなんて…またお祖父様が怒らないか心配だわ……」 vs超姉貴 「なんてはしたない…服を着なさい!!」 vs古矛彦 「これが真の古矛流…つ、強い!!」 vsメカリョナ 「街を破壊するのはおやめなさいっ!!」 vsメカリョナ改 「今日も組み手をありがとう。お茶とオイルで休憩しましょうか」 vs鬼公子RYONA 「己に打ち克ってこそ、敵に打ち勝つ事ができるのです。それを忘れたあなたには…絶対に負けられません!!」 vsその他古矛一族 「お祖父様…何がなんでも止めて欲しかったわ…ううっ(泣)」 ■中ボス戦(vsカーティス・バントック)デモ■ (試合前) カーティス「これはこれは…ヤマトナデシコが食えるたぁ儲けモンだぁ!」 良奈「食う…?今から始めるのは試合ですよ?」 カーティス「カマトトぶってんじゃねぇぜ!今からたっぷり痛めつけて犯してやらぁ〜!!」 (試合後) 良奈「いかに形骸化したと言われようと、古矛流は邪な心と力任せの暴力などに負けません!!」 カーティス「そ…そんなバカな!?なんかの間違いだぜこりゃあ!!? こんなイカサマ認めねぇ!もう一度勝負しやが……」 ソフィ「動くな!警察だ!!カーティス・バントック…強姦未遂で逮捕する!!」 カーティス「くそっ!覚えてやがれこのクソアマ〜!!」 ソフィ「待てっ!!」 良奈「…顔の割に逃げ足の速い人……」 ■ラスボス戦その1(vsメカリョナ)デモ(一回でもコンティニューで派生)■ (試合前) カーティス「ハッハーッ!この間はよくもやってくれたなクソアマ!」 良奈「あなた達が街で暴れているの!?」 カーティス「上の連中は市長への復讐だとか抜かしてやがるが、そんなの俺には関係ねぇ。 こないだ恥をかかせてくれたてめぇを…改めて痛めつけて犯してやるから覚悟しやがれ!!」 名無しマフィア構成員達「やれやれー!犯せー!!」 良奈「…くっ!私は逃げも隠れもしません!かかってきなさい!!」 カーティス「おっと、今回てめぇと戦うのは俺じゃないぜ?」 (そこに上空からメカリョナが飛来する) 良奈「なに…これ……?」 カーティス「ヒャッハー!やっちまえメカリョナ!!」 良奈「…もしかして、私をモデルにしたっていうの?いやぁぁぁぁーっ!!!!」 名無しマフィア構成員「…でもよ、あんなんでやっちまったらヒャッハーする体が残るのかねぇ?」 ■エンディングその1(負けても可)■ 良奈「いい加減にしなさいっ!!!」 (良奈の一喝でメカリョナの動きが止まる) グリフ「あれが警官隊を蹴散らした悪の巨大ロボットかっ!行くぞみんな!!」 シャーロット「OKパパ!!」 紅花「まるで怪獣映画みたいでワクワクするアルね!」 ジェニス「関節…どうやって決めればいいのかな」 ゲネイロ「こりゃワシも専門外かもしれんね」 フェニックス「いや…どんな大きな悪にでも、熱いハートがあれば立ち向かえるんだ!子供達よ見ていてくれっ!!」 ゲドー「ククク…そうですよ、大きな相手を絡め手で沈めるのが楽しいんじゃないですか」 クレア「少々無理がありますが、これ以上被害が大きくなる前にやるしかないでしょう」 メカリョナ「グ…ガガ…ギギギギィィィィーッ!!!」 (グリフ・ジェニス・ゲドー・紅花・フェニックス・クレア・ゲネイロらの一斉攻撃を受け、断末魔と共に大破する) カーティス「ひっ!?バ、バカ!俺らの方に倒れてくるんじゃ…ぎゃあーっ!!!」 (メカリョナの残骸に押し潰されるカーティス以下名無しマフィア構成員達) ソフィ「やっと追いついた…全員逮捕する!!」 良奈「これで…よかったんだわ……」 …こうして、優勝こそできなかったがそれなりに古矛流の強さを知らしめた良奈は帰国の途についた。 ……だが…………。 (怪しげな研究所の全景が雷光に照らし出される) ヘーパイストス「くっくっくっ…次は生まれ変わったおまえの強さを存分に見せてやれ」 (制作中のメカリョナ改の瞳が妖しく輝く) to be continued…? (ノーマルのスタッフロールへ) ■ラスボス戦その2(vs古矛 鬼畜)デモ(ノーコンティニューで派生)■ (試合前) 鬼畜「ほっほっほっ…良奈や、ようここまで勝ち上ってきおったの。 きっと弱キャラとして調整した開発者もぶったまげとるでな」 良奈「大叔母様……あの、メタ発言はやめていただけませんか?」 鬼畜「だが、かわいい大姪とは言え勝負に情けは無用! わしとの一戦で古矛の表裏を理解するのぢゃあ!!!」 ■エンディングその2■ 良奈「はぁ…はぁ…私、勝ったの?」 鬼畜「うむ、もっと胸を張るがええ良奈。 形骸化した型なんぞより、無我夢中で繰り出した拳の方が強いのは自明じゃ! おまえも数々の試合を経て気づかぬうちに、形骸化した古矛の殻を脱ぎ捨てたのじゃよ。 これからは…良奈だけの古矛流を作り上げていけぃ!!」 良奈「大叔母様…ありがとうございました!」 鬼畜「…ああそうじゃ、優勝賞金でハタハタ買っとくれ。本家は金には困っとらんのじゃろ」 良奈「…はいっ!」 (涙を浮かべつつ、笑顔で答える良奈) ストリートマルスに優勝し、古矛流の威信回復と新生を知らしめた良奈。 彼女から始まる歴史は千年、万年を経ても鋭さと輝きを失わぬ矛でいられるのか? それはまた未来の古矛一族の物語として、違う形で語られるであろう……。 (真・スタッフロールへ) ■エンディングその3(ルート関係なく低難易度クリア時)■ (いきなり画面が真っ暗になり、SECAMCOKのロゴと以下のメッセージが表示される) もっとわざをきたえてつよくなれ! きみのちょうせん、まっているぞ!! 良奈「む、むなしい……」 (画像は表示されず台詞のみ)